【面接官が語る】なぜエンジニアになりたいか?へのNG回答と答え方

【面接官が語る】なぜエンジニアになりたいか?へのNG回答と答え方 エンジニアの紹介
【面接官が語る】なぜエンジニアになりたいか?へのNG回答と答え方

こんにちは。

この記事を読んでいるあなたは、

「未経験からエンジニアを目指してるけど、『なぜエンジニアになりたいか?』という質問にどう答えたらいいの?」

このように迷っているのではないでしょうか?

「ぶっちゃけ何となくカッコいいからなんだけど、そのまま答えていいの?」とか、「明確な理由とかないんだけど!」とか、正直困ることもあるかもしれません。

特に、あなたが面接に慣れていない場合、どのような回答がいいのかが分かりづらいでしょう。

そこでこの記事では、そんなあなたのために、以下のような内容をまとめました。

この記事を読んでわかること
・面接の場で、「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞かれたときの具体的な対策方法が分かる
・「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞かれたときに、答えてはいけない要素も分かる
・未経験からエンジニアになるために、具体的にやるべきことが分かる

最後まで読んで、エンジニアへの転職を有利に進められるようになってくださいね!

  1. [体験談]僕は面接官として多くの人の面接をする中で、「何故エンジニアになりたいのか?」の質問の重要性を理解している
    1. 僕は面接官をやっており「なぜエンジニアになりたいか?」を聞く側なので、質問の意図を理解している
    2. 「なぜエンジニアになりたいか」の質問で、短時間でその人のスキルや考え方が分かる
    3. 僕の感覚では、「なぜエンジニアになりたいか?」にスパッと回答できる人は優秀な人の割合が高い
    4. 「何故エンジニアになりたいか」の質問にきっちりと答えるのは、面接を突破するためには必須。
  2. [前提]エンジニア転職の面接で、なぜエンジニアになりたいか?と聞かれる理由
    1. エンジニアのことを理解しているかを確認するため
    2. 逃げの転職でないことを確認するため
    3. エンジニアを志望していることを確認するため
    4. エンジニアになることが目的になっていないことを確認するため
    5. あなたのことをもっと深堀りするため
  3. 「なぜエンジニアになりたいのか」の回答で、絶対ダメ!な回答5選
    1. エンジニアのことを理解していない
    2. 「xxxをしたくないから」のような、ネガティブな意見を言う
    3. あなたが何をやりたいか分からない、具体性のない回答
    4. 会社の事業やチームの求めているものとズレている回答
      1. (補足のテクニック)その会社の方向性に合わせた回答にチューニングする方法もある
    5. 他の回答と一貫性のない内容
  4. 「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞かれたときに抑えておくべき要素5選
    1. エンジニアのことを理解した内容にする
    2. 何故あなたはエンジニアになる必要があるのか?を説明できるようにしておく
    3. 募集されているポジションに適した回答をする
    4. 会社のやっている事業を踏まえた回答をする
    5. 面接を通して一貫性のある回答をするようにする
  5. 未経験からエンジニアを目指すために行っておくべき対策
    1. 自己分析をする
    2. プログラミングの勉強をする
    3. エンジニアの仕事で必要となる、その他のスキルを身につける
  6. [最後に]エンジニアになるための準備は、今から始めよう

[体験談]僕は面接官として多くの人の面接をする中で、「何故エンジニアになりたいのか?」の質問の重要性を理解している

[体験談]僕は面接官として多くの人の面接をする中で、「何故エンジニアになりたいのか?」の質問の重要性を理解している

僕は面接官をやっており「なぜエンジニアになりたいか?」を聞く側なので、質問の意図を理解している

僕は今、チームのマネージャーをやっています。

今まさに事業が急拡大中の局面であるため、人の採用も積極的に行っています。
これまで、何十人という人の採用の面接をやってきました。
毎週、通常業務をこなしながら、複数人の人との面接を行っています。

面接は当然、面接される側も大変ですが、面接する側も非常に大変です。

面接の前には、候補者の人の履歴書や職務経歴書を読んで、どのような内容を聞くか?を考えます。
また、終わった後は人事や(合格の場合は)次の面接官への情報引き継ぎメモを残します。

僕の場合、ちゃんとした面接をやろうとすると、1時間の面接のために、

・1時間程度の準備
・1時間程度の引き継ぎ作業 

を行うことになります。
1人の面接のために合計3時間もかかってしまうわけです。

そんな準備などの手間を減らしつつ、本当に採用したい人を見極めるためには、効率よく候補者を見極める必要があります。
そこで利用するのが、「なぜ○○ (ここでは「エンジニア」)になりたいか?」の質問です。

多くの人の面接をしていく中で、「なぜ○○になりたいか?」の質問で効率よく、候補者の見極めをすることができることに気づきました。

今では、面接がある度に「なぜ○○になりたいんですか?」と聞いています。

「なぜエンジニアになりたいか」の質問で、短時間でその人のスキルや考え方が分かる

なぜエンジニアになりたいか?の質問は候補者次第で、いろいろな受け取り方ができます。

・「なんとなくエンジニアがカッコいいから」という浅いレベルから
・「エンジニアになって、○○という人生の目標を達成したい」という深いレベルまで

候補者によって、回答の内容は様々です。
回答者のスキルや考え方が色濃く反映される質問とも言えるでしょう。

僕はこの質問をすることにより、候補者がどのくらいのレベルなのか?を把握するようにしています。

面接官がこの質問をするその他の理由は、この記事の後半で説明しています。

面接の時間は長くても1時間くらいです。
そして、1時間を丸々使うことはなく、通常は40分〜50分くらいで終了します。
さらに、候補者からの逆質問の時間や冒頭の挨拶の時間も含めると、実際の面接の時間は20分くらいです。

僕は、この限られた時間の中でできる限り応募者の特性を見抜くために、質問として使い勝手のよい「なぜエンジニアになりたいか?」という質問をするようにしています。

僕の感覚では、「なぜエンジニアになりたいか?」にスパッと回答できる人は優秀な人の割合が高い

僕の感覚では、「なぜエンジニアになりたいか?」にスパッと回答できる人は優秀な人の割合が高い

ちなみに、「なぜエンジニアになりたいか?」の質問に明瞭に回答できる人は、優秀な人が多い傾向にあります。

「なぜエンジニアになりたいか?」に分かりやすく答えられる人は、その他の質問にも難なく答えます。
一方、この質問にうまく答えられない人は、他の質問に対する答えもグダグダだったりします。

おそらくこれは、優秀な人が「なぜエンジニアになりたいか?」という質問に対して回答を用意しているというよりは、

・自分の人生で何をやりたいか?
・エンジニアになって何をしたいか?

などをしっかりと考えていることが理由だと思われます。
いろいろなことをしっかり考え抜いている結果として、「なぜエンジニアになりたいか?」という質問にうまく答えられる、ということですね。

「何故エンジニアになりたいか」の質問にきっちりと答えるのは、面接を突破するためには必須。

この記事では、そんな最も重要な質問の1つである「なぜエンジニアになりたいのか」の質問を切り口として、

・面接官にアピールできる内容は何か?
・どのようなポイントを伝えれば面接に合格できるのか?
・どのようなポイントを伝えると面接に落とされる可能性が高まってしまうのか?

を説明します。

面接官が実際に考えていることも含まれているので、これからエンジニアを目指そうと思っているあなたには、非常に参考になる内容かと思います。

[前提]エンジニア転職の面接で、なぜエンジニアになりたいか?と聞かれる理由

[前提]エンジニア転職の面接で、なぜエンジニアになりたいか?と聞かれる理由

それではまず、(僕の体験談以外に)一般的にエンジニア転職の面接で、「なぜエンジニアになりたいか?」と聞かれる理由を説明しましょう。

エンジニアのことを理解しているかを確認するため

特に未経験からエンジニアを目指す人に対してですが、エンジニアのことを理解しているかを確認する意味合いがあります。

特に一部の人は、

「エンジニアって、プログラミングだけやればいいんだよね?」

なんて思っていたりします。

もしそんな人を採用した場合、会社として期待する成果を出してくれるか不明ですし、応募する側としても、「こんなハズじゃなかった」と思うこともあり、お互いにとって不幸です。

「なぜエンジニアになりたいのか?」の質問には、「エンジニアのことを理解していない人」をフィルタリングするための目的があります。

逃げの転職でないことを確認するため

人によっては、「今の仕事が嫌だから」という理由で転職をする人もいます。

もちろん、転職をするのであれば、会社や業界に対して何かしらのネガティブな感情を持っているのは当然です。
ただ、それが

「前の会社の仕事が嫌になったから」
「仕事がうまくいかなかったから気分転換したい」

などの理由だった場合、次の会社でも同じようにすぐに辞めてしまうのでは?と考えられてしまいます。

企業としては、入社したのにすぐに辞められてしまうと損失になるため、すぐに辞めそうな人をふるいにかける目的があります。

エンジニアを志望していることを確認するため

エンジニアを志望していることを確認するため

特に未経験からエンジニア転職をする場合が該当するのですが、そもそも候補者がエンジニアを本当に志望しているのか?を確認する目的があります。

面接官としては、候補者が本当にエンジニアを目指しているか?を見極めたいと思っています。

そこで「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞くことで、本当にエンジニアになりたいと思っているのか?を確認することができます。

エンジニアになることが目的になっていないことを確認するため

現在、エンジニアの仕事が世間的に注目されているのもあり、エンジニアを志望する人は多くいます。

その中の一部には、以下のような人が含まれます。

・「エンジニアになれればどうにかなる」などの、エンジニアになることが目標になっている
・「オシャレなオフィスでカタカタやりたい」などの、エンジニアになった後に何をしたいか?まで考えが及んでいない

採用する側としては、エンジニアとして採用した後にどれくらい活躍してくれるか?が重要です。
エンジニアになることが目的になっている人は、エンジニアになった後に本当に活躍してくれるかが不透明です。

ですので、企業側はエンジニアになることが目標になっている人を、この質問でふるいにかけようとします。

あなたのことをもっと深堀りするため

「なぜエンジニアになりたいのか?」という質問を入り口として、あなたが仕事や人生を通じてやりたいことを確しようとする面接官もいます。

僕もこのやり方は使っています。

例えば「なぜエンジニアになりたいのか?」という質問に、候補者が「新しいサービスを立ち上げたいからです」と返したとします。

正直「新しいサービスを立ち上げたい」だとエンジニアの志望理由として弱いですし、その人の「人となり」を理解することができません。

そこで面接官は、「何故新しいサービスを立ち上げたいのですか?」という深堀りをする質問をすることがあります
つまり、エンジニアになりたい本当の理由を探っていくわけです。

人によっては、「新しいサービスを立ち上げることで、『自分が死んだ後も自分がこんなモノを作った』という、生きた証を残したい」などの、人生哲学レベルの話を返してくれる人もいます。
一方、「いや、何となく新しいサービスが楽しいかと思って・・・」など、すぐに底が浅いことを露呈してしまう候補者もいます。

面接官としては前者のような、深い想いや哲学を持っている人は採用したくなりますし、後者のような底が浅い人は「採用しないでおこう」と思ったりします。

このように「なぜエンジニアになりたいのか?」の質問は、候補者を深堀りするための手段として使われることがあります。

「なぜエンジニアになりたいのか」の回答で、絶対ダメ!な回答5選

「なぜエンジニアになりたいのか」の回答で、絶対ダメ!な回答5選

ここからは、僕が面接官をしていて落としてきた人の傾向も踏まえ、「この回答をしたら一発アウト!」な回答の特徴を説明します。

最初の方に出てくるものがより単純ですが、最後の方になればなるほど、段々と複雑な内容になってきます。

エンジニアのことを理解していない

当然のことではありますが、エンジニアの仕事内容を理解していない回答はNGです。

エンジニアは基本的にチームプレイが必要で、他の人との高度なコミュニケーションも発生します。

「自分の好きなものを好きなように作りたい」
「プログラミングを一人で黙々とやりたい」

こういった回答をした場合、面接官からは、「エンジニアのことを理解してないのかな・・・?」と思われ、落とされることになります。

「そういえばエンジニアについてあまり詳しくないかも・・・」という場合は、以下の記事に、エンジニアの概要や仕事内容などをまとめています。
こちらもあわせて読んでみてください。

「xxxをしたくないから」のような、ネガティブな意見を言う

・営業をしたくないから
・人とのコミュニケーションをしたくないから

などのネガティブな意思が入っている場合、面接では落とされる可能性が高まってしまうでしょう。

「今、そんなネガティブなんだったら、採用した後もネガティブなことばかり言うのではないか?」

と考えるのが面接官の心理です。

ですので、できる限り違う理由で説明するか、それが難しい場合はネガティブの言葉の裏返しで伝えるようにするとよいでしょう

例えば、こんな感じです。

ネガティブな言葉の裏返しの例
・営業をしたくない→一人でノルマを抱えるのではなく、チームで協力して業務を遂行する方が得意
・人とのコミュニケーションをしたくない→一人で複雑な内容を熟考してプロジェクトを遂行するのが得意

これらの言い方であれば、ポジティブであなたの強みを含んだ形で伝えることができますね。

あなたが何をやりたいか分からない、具体性のない回答

あなたが何をやりたいか分からない、具体性のない回答

「いいシステムを作りたいです」というような、具体性のない回答はやめましょう。

エンジニアであれば、いいシステムやアプリを作るのは当たり前です。
「いいシステムを作りたいです」と答えるのであれば、

・どのようないいシステムなのか?
・何故そのようなシステムを作りたいのか?
・「あなただからこそ」の要素は何か? 

このあたりを含めることで、具体性のある回答することができます。

会社の事業やチームの求めているものとズレている回答

例えばシステムの保守がメインの会社では、新しいシステムを作ることはありません。
そんな保守がメインの会社の面接で「新しいシステムをバリバリ作りたいです!」と言ったら、落とされますよね。

会社のやっている事業と違う方向性の回答をしたら、面接官には

「この人は会社の求めている方向性と違うことをやりたいようだ。採用するとミスマッチになるので落とそう」

と思われてしまいます。
もちろんあなたのやりたいことを押し殺す必要はありませんが、あまりにも会社の方向性とズレた回答をすると、ほぼ間違いなく落とされてしまいます。

その場合は、あなたのやりたい方向性と一致している会社を探す必要があります。

(補足のテクニック)その会社の方向性に合わせた回答にチューニングする方法もある

会社の求めている方向とあなたの違う方向がズレているときに、それを一致させて見せる技もあるので、紹介しておきます。

例えばあなたが「新しいシステムを作りたい」と思っている一方、会社は「既存システムのメンテナンスをやってほしい」と思っているとします。

このままだと、会社の求めている方向性とあなたのやりたい仕事がズレていますよね。
そこでこの2つを一致させるような回答をします。

具体的には、「メンテナンス業務の一貫として、それを効率化するためのシステムなどの立ち上げもやりたい」というアピールになります。

土台にあるのはメンテナンス業務ではあります。
ただ、その業務の中で、仕事を効率化するための新しいシステムの立ち上げをやりたいです、というアピールをします。

会社としてもメンテナンス業務をしてくれて満足ですし、それを効率化してくれるのであればさらに評価ポイントになります。
あなたも、新しいシステムを立ち上げる仕事に携わることができてハッピーですよね。

唯一気をつけておかなければならないのが、このやり方が諸刃の剣になる、ということです。
会社によっては「いや、メンテナンス業務だけやってくれればいいよ。新しいシステムの立ち上げで効率化とかやらなくていい」と思うところもあります。
もし、会社側にこんな風に思われたら、ほぼ間違いなく落とされることでしょう。

このやり方を使う場合は、あなたの自己責任でお願いいたします。

他の回答と一貫性のない内容

面接官は、30分や1時間の面接の中で、あなたの回答の一貫性も見ることで、あなたの「人となり」を確認しようとしています。
なので、面接におけるそれぞれの回答には一貫性があることが重要です。

ちょっと抽象的なので、具体例を踏まえて説明しましょう。

例えば、前職の転職理由として「裁量がないこと」と答えたとします。
これは、転職理由としては比較的よくある回答なので、この回答単体だと問題になりません。

一方、「なぜエンジニアになりたいか?」の質問の回答として「あまり責任は負いたくない。プログラマーとして与えられた領域だけをやっていきたい」という回答をしたとしたら、どうでしょうか。

「裁量がないから転職をしようとしている」のに、「あまり責任は負いたくない」という2つの回答が矛盾していますね。

こういった矛盾があると、面接官は、

「あれ?裁量がほしかったんじゃなかったっけ?責任は負いたくないってどういうことだ?」

というように混乱したり、「人となり」が分からないなぁ、と感じてしまいます。
もちろん全ての質問に完璧に回答できる必要はありませんが、この印象のまま面接が終わってしまうと、

「うーん、この人は結局何がやりたかったんだろう?よく分からないから採用できないな」

と思い、不合格になってしまいます。

今回は比較的単純な例を挙げましたが、1時間の面接をしていると、「この人のことが分からない・・・」となることは結構多くあります。

僕の感覚ですが、およそ半分くらいの人がそんな感じだと思います。
割と言っていることが支離滅裂な人って、多いです。

「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞かれたときに抑えておくべき要素5選

「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞かれたときに抑えておくべき要素5選

それでは続いて、「なぜエンジニアになりたいのか?」と聞かれたときに抑えておくべきポイントを5つ紹介します。
いずれも重要なポイントなので、しっかりと理解してくださいね。

エンジニアのことを理解した内容にする

特に未経験からエンジニアを目指す場合は、エンジニアとは何か?を把握しておくようにしましょう。
エンジニアが何をするのかを理解しておくのはもちろんですし、プログラミング以外にどのような作業があるのか?どのような点が大変なのか?を知っておく必要があります。

「プログラミングすればいいんでしょ?」なんて言った日には100%落とされてしまうので、大前提の知識として、エンジニアのことは理解しておくようにしましょう。

エンジニアに関するより詳細な情報は、以下の記事にまとめています。
「今さらエンジニアのことなんて他の人に聞けないけど、詳しく知りたい!」と思ったあなたは、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

何故あなたはエンジニアになる必要があるのか?を説明できるようにしておく

ここまでの説明でも出てきましたが、エンジニアになることが目的になってはいけません。
エンジニアになって何をするか?が本当のゴールなので、エンジニアになることは通過地点でしかないためです。

ですので、「エンジニアになることがゴール」という言い方ではなく、「あなたのやりたいことを実現するためにエンジニアになります」という言い方をするようにしましょう。

エンジニアの大変なポイントや、現場でのリアルな姿は以下の記事にまとめています。
エンジニアになった後のリアルな姿を理解できていれば、あなたのやりたいことも想像しやすいと思います。

現場のエンジニアがどのような点に苦労しているかをまとめた記事なので、是非、こちらの記事も読んでみてくださいね。

募集されているポジションに適した回答をする

募集されているポジションに適した回答をする

特に中途採用の場合、採用をする裏側には、何かしらの想定するポジションがあります。
この想定するポジションにマッチした回答をしないと、落とされる可能性が高まります。

・今回募集しているポジションで求める人物像はどのような人なのか?
・その人物像に照らし合わせたとき、何か足りない点はないか?

こういったものを事前に考えつつ、足りない点がある場合は、それを埋め合わせるための説明内容を事前に考えておきましょう

例えばエンジニアとしての経験がないのであれば、「エンジニアの経験はないものの、xxxという勉強をしてきました」という内容が説明できるとよいでしょう。

会社のやっている事業を踏まえた回答をする

会社のやっている事業を踏まえた上で回答ができるようになりましょう。

会社のことを理解するためには、以下のような準備が有効です。

・会社のウェブサイトを見る
・会社四季報やIRの情報を見る
・会社の従業員に実際に会ってみる

これらの準備をすることで、会社が行っている事業の全体像や、中の人からその会社がどのように見えているのか?を知ることができます。

特に最後の「会社の従業員に会ってみる」は、かなり手間のかかる方法なので、面接を受ける全ての企業でできることではないかもしれません。
ただ、あなたが本当に行きたい会社に限っては、少しでも合格確率を上げるために有効な手段なので、是非やってみてください。

面接官に「御社の従業員にお時間をいただきまして〜〜」という説明をすれば、それだけで面接官に本気度合いを伝えることができます。

面接を通して一貫性のある回答をするようにする

これまでにも説明してきた通り、面接官はいろいろな質問であなたのことをいろいろな角度から確認してきます。

それらの回答がズレてしまうと、面接官は「あれ、この人のことがよくわからないな・・・」と思います。

どのような角度から質問されたとしても、あなたがどういう人物で、どのようなことを考えているのか?が面接官に伝わるように準備しておきましょう。

この準備をするために一番効率がいいのが、自己分析をする方法です。
自己分析をすることで、あなたの核となる部分が見つかるので、面接でどのような角度から質問されても大丈夫になります。

未経験からエンジニアを目指すために行っておくべき対策

未経験からエンジニアを目指すために行っておくべき対策

それでは最後に、未経験からエンジニアを目指すために行っておくべきことを紹介したいと思います。

自己分析をする

ここまで読んでくださっているあなたにはこの重要性が伝わってるかと思いますが、面接に向けて自己分析をしましょう。

自己分析をすることによって、

・何故エンジンになりたいのか?
・何故その会社を志望するのか?
・今後どのようなことをやりたいのか?

こういった質問が結びついてきます。

質問が深いレベルで結びついた状態になれば、面接で何を聞かれても、ブレのない回答ができるようになります。
ここまでくれば、後はこっちのものです。

自信を持って面接に臨んでくださいね。

プログラミングの勉強をする

エンジニアを目指す場合、プログラミングを勉強しておきましょう。

エンジニアの仕事の中には、プログラミングを使わない仕事もあります。
とはいえ、エンジニアである以上、全ての根本にあるのはプログラミングです。

僕の職場にもプログラミングができない人(主に企画者やプロジェクトマネージャーですが)も一定数いますが、そういう人たちを見ていると、どうしても地に足のついたコメントができていないように思います。

プログラミングを勉強しておけば、今後エンジニアではない職種でシステム開発に携わったとしても、確実にその知見を活かすことができるため、無駄になりません。

もし、

「そんなこと言っても、プログラミングってどこから勉強したらいいか分からない!そして時間がかかりすぎる!」

と思っているのであれば、以下の記事を読んでみてください。

この記事は、僕が新しいプログラミング言語を覚えたときにどのような勉強をして、最短で習得したか?をベースにまとめたものです。

エンジニアの仕事で必要となる、その他のスキルを身につける

エンジニアの仕事はプログラミングだけをやっていればいいわけではありません。

他の人と議論をするときには高いコミュニケーション能力が必要ですし、その他にも論理的思考能力やチームでの開発経験も必要となります。

コミュニケーション能力や論理的思考能力は、今、あなたが働いている仕事の中で訓練することができるかもしれません。
ただ、チームでの開発経験はさすがに難しいかもしれません。

そんなときにオススメするのがプログラミングスクールです。

プログラミングスクールに通うことで、エンジニアになるために必要な総合的なスキルを身につけたり、経験をすることができます。

数多あるプログラミングスクールの中で、僕のエンジニア経験を踏まえて、特にオススメなスクールを以下の記事にまとめました。

もし本気でエンジニアを目指したいと思っている人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
(プログラミングスクールに通うのは、ある程度大変なので、冷やかし程度でしたら通うことはオススメしません)

[最後に]エンジニアになるための準備は、今から始めよう

[最後に]エンジニアになるための準備は、今から始めよう

この記事では、面接で「なぜエンジニアになりたいか?」と聞かれたときの回答に関して説明してきました。
ここまで読んでくださったあなたは、この質問にしっかりと回答できる準備ができたのではないでしょうか。

もしまだ理解度が浅い・・・ということであれば、再度最初から読んでみてくださいね!

しっかりと理解できたあなたが次にやるべきは、実際にエンジニアの面接に向けた行動です。
エンジニアになるためには、

プログラミングを勉強する必要がありますし、場合によってはプログラミングスクールに通う必要があるかもしれません。
そして、この記事で紹介した通り、面接に向けた自己分析も必要となります。

あなたがエンジニアになって目標を達成できるためにも、少しずつ、今から準備をするようにしましょう。

この記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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