こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは

・プログラミングスクールって具体的にどんなことが勉強できるところ?
・プログラミングの勉強以外にやることって何?
・プログラミングスクールのメリットやデメリット、気をつけるべきポイントは何?
このように悩んでいるのではないでしょうか?
プログラミングを書いたことがなかったり、エンジニアの仕事を知らない状態だと、なかなかプログラミングスクールついて理解するのって難しいですよね。
そこで、この記事では、プログラミングスクールの初歩から徹底解説します!
この記事を最後まで読んでいただくことで、以下の内容を理解することができます。

・プログラミングスクールとは?
・プログラミングスクールのメリット、デメリット
・プログラミングスクールに通う前に知っておくべきこと/注意すべきこと
・プログラミングスクールに通うべき人
・プログラミングスクールの有効な使い方
この記事を読み終える頃には、プログラミングスクールの概要を理解し、あなたがプログラミングスクールスクールに通うべきか?まで、一通りの知識を知ることができます。
この記事の信頼性
僕は新卒でエンジニアとしてメーカーに入社しました。
そこから合計で5年ほどエンジニアとしていろいろな経験をしてきました。
また、最近はプログラミングスクールで講師をしている友達に、プログラミングスクールの講師の観点からいろいろと聞くことができました。
この記事では、僕自身のエンジニアとしての経験、そしてプログラミングスクールの講師としての観点を踏まえているため、信頼性はあると思っていただいてよいかと思います。
プログラミングスクールとは
それでは早速、プログラミングスクールとは何か?から解説していきます。
といえ、「プログラミングスクール」は「プログラミング」という名前がついている通り、プログラミングのスキルをつけるための場所です。
ですので、前提となる「プログラミング」に関して簡単に触れておきましょう。
プログラミングとは?その必要性は?

そもそもプログラミングとは?
プログラミングとは、コンピュータに分かる言葉の「プログラム」を書くことです。
コンピュータは日本語などの人間の言葉を理解することができません。
ですので、機械でも分かる言葉を使う必要があります。この言葉が「プログラム」と言われています。
プログラミングとは、機械でも分かる「プログラム」という言葉を使って、コンピュータに指示をすること」を指します。
プログラムが使われている場所は?
プログラムは、あなたの身の回りのいたるところで使われています。
例えば、以下のようなものに使われています。
・自動車やイヤホンなど
・コンビニのATMなど
こういったあなたの身の回りの製品を作るために、プログラミングは行われていることになります。
あなたの身の回りの様々な場所で、プログラミングは活躍しているのです。
プログラミングの詳細は、以下の記事にまとめています。
より細かい内容を知りたい場合は、こちらも読んでみてください。
プログラミングスクールの概要
そもそも、「プログラミングスクールとは何か?」から説明しましょう。
プログラミングスクールは、エンジニアやプログラマーとして必要とされる、プログラミングやその他のIT関連のスキルを習得するためのスクールのことです。
主に、エンジニア転職をしたい人や副業としてプログラミングをしたい人、あるいは教養としてプログラミングを身につけたい人が通う場です。
近年、IT業界が伸びていたり、手にスキルをつけたいと思う人が増えている背景を受けて、様々なスクールが作られるようになりました。
プログラミングスクールで提供されるもの
プログラミングスクールでは、「何かしらのスキルを学ぶ」、「各種必要な支援をしてもらう」という2つの内容があります。
プログラミングスクールで学べる内容
プログラミング言語の習得がメインです。
特に初心者の間はプログラミング言語の勉強の始め方や進め方が分からない人が多くいます。
そういった人に向けて、プログラミングスクールでは、プログラミング言語の習得ができるカリキュラムを用意しています。
また、プログラミングスクールによってはチーム開発やポートフォリオ開発などを実施しているところもあります。
チーム開発の経験は、実際にエンジニアとして働く上で必須の経験です。
そして、ポートフォリオを作成していれば、エンジニア転職のときに自分のスキルを説明するための武器として使うことができます。
プログラミングスクールで、その他提供されるもの/やってもらえること
プログラミングスクールで提供されているのは、プログラミング言語の習得だけではありません。
その他、以下のような内容が提供されており、プログラミング学習者の悩みを解決できるような体制が整っています。
プログラミング学習時に起きた問題の相談
多くのプログラミングスクールで提供しているサービスで、プログラミングスクールに通うことの最大の価値がここです。
勉強中に出てきた不明点に対して、プログラミングスクールに所属している先生が答えてくれるサービスです。
答え方は、ビデオ会議形式のものだったり、Slackなどのチャットツールを使ったりと、スクールや時間帯に応じていろいろなものが提供されています。
プログラミングスクール卒業時の就職支援
エンジニア転職をしたい人向けに、プログラミングスクール卒業時に就職の斡旋をしてくれるところもあります。
プログラミングスクールで就職支援のあるコースを選ぶと、自分で転職エージェントや転職サイトに登録したりする手間を省くことができます。
エンジニア転職などのキャリア相談やアドバイス
未経験からの転職の場合、どのようなキャリアがいいかを悩む人も多くいます。
そういった人に対して、今後のエンジニアとしてのキャリア相談をしているスクールもあります。
プログラミングスクールに通う目的

もちろん人それぞれではありますが、大きく分けると以下3つの目的がメインです。

・エンジニアとして転職する
・フリーランスエンジニアになる
・教養としてITスキルやプログラミングを身につける
現在最も多いのが「エンジニア転職やフリーランスエンジニアになるための基礎知識を身につける」ためにプログラミングスクールに通う人です。
おそらくほとんどの人が目的でしょう。
プログラミングスクールを卒業した後は、エンジニアになるための転職活動や、フリーランスエンジニアとしての活動を始めることになります。
一方で、「教養としてITスキルやプログラミングを身につける」という人もいます。
プログラミングスクールでプログラミングを学ぶことによって、「ソフトウェアがどうやって動くか?」を理解することができます。
結果的に、ものづくりのより根本の部分を知ることができます。
営業など、普段プログラミングとは縁のない仕事をしている人でも、こういった知識を持っているだけでより深いレベルの説明が可能となります。
プログラミングスクールの授業の形態
プログラミングスクールは大きくわけて2つの形態があります。
・オンラインでの授業
教室での授業は、小学校や高校のように特定の場所にある学校に通い、そこで先生の授業を受けることになります。
ただ、通う人の多くが社会人であまり時間がないこと、場所の制約がある人も多いため、多くのプログラミングスクールはオンラインでの授業をやっています。
また、オンラインでの授業はさらにいくつかのパターンに分かれます。
・オンライン
・オンデマンド (必要なときに講義のビデオを見る)
「個人指導」は先生から1対1の形式でいろいろと教わる形式です。
授業の他、プログラミングの学習中に出てきた不明点を質問したりすることもできます。
「オンライン」ではリアルタイムに先生が行う講義を、ZoomやSkypeなどのビデオ通話ツール越しに見る形式となります。
どこからでも受けられるという手軽さと、何か不明点が出てきたときにリアルタイムに質問ができるという2つのいい点を併せ持った形式です。
「オンデマンド」とは、スクールが持っているビデオ教材やウェブのコンテンツを見て勉強することになります。
時間や場所に縛られることなく、あなたの都合のいい時間にプログラミングの勉強をすることができます。
プログラミングスクールの期間や料金
期間や料金は、プログラミングスクールやとるコースによって大きくことなります。
10万円を下回る比較的リーズナブルなものから、1年くらいの、100万円近くの料金がかかるコースまで様々あります。
一般的には、
・エンジニア転職まで視野に入れたコース: 比較的長期間で高い料金
という傾向があります。
「高いから良い、安いから悪い」ということはないので、あなたの学びたいものや目的に合わせて、適切なプログラミングスクールとコースを選ぶ必要があります。
プログラミングスクールのメリット
ここまでで、プログラミングスクールの概要を説明してきました。
続いて、そんなプログラミングスクールに通うメリットを説明します。
何から始めたらいいかわかる

プログラミング初心者は「プログラミングの学習」と言っても、
・どのような順番で
・どのような教材を使って
勉強したらいいのかが分からないかと思います。
独りで勉強する場合、実際の勉強を開始する前に、学習する言語を選んで、適切な教材を選んで・・・という手間が発生します。
これは非常に大変ですよね?
一方、プログラミングスクールに通えば、最初に勉強すべき言語や勉強に利用する教材などを準備してくれます。
ですので、スクールに入ったらすぐに勉強をすることが可能です。
この点は、特に忙しい社会人や、出来る限り早くエンジニアに転職したい人にとっては大きいメリットになるのではないでしょつか。

もちろん最初の段階であれば、プログラミングスクールに教材を教えてもらうのが良いと思います。
ただ、プログラミングの勉強はプログラミングスクール卒業後も続きます。
卒業後に、「プログラミングスクールに教えてもらわないと何もできません・・・」だとそこで詰みます。
ですので、プログラミングスクールに通っている間に、選ぶべきプログラミング言語や利用する教材などは理解するようにしましょう。
先生にいつでも質問できる
プログラミングスクールに通う最大の特長が、「先生に質問できる」という点です。
独学でプログラムがうまく動かない場合、
・オンラインで知ってそうな人に聞く
のどちらかになりますが、ひたすら悩んでも、オンラインの知らない人に聞いても問題が解消する保証はどこにもありません。
また、解決するとしても、かなりの時間がかかってしまう可能性があります。
一方でプログラミングスクールに通うことで、いつでも先生に質問をすることができます。
ですので、問題が起こったとしても素早く解決し、効果的に学習を進めることができます。
問題解決までの時間が早くなるため、特に時間のない社会人や出来る限り早くエンジニア転職をしたい人には有利になります。

プログラミングスクールに通っている間は分からないことを先生に聞くことができます。
ただ、卒業後は全て自分一人で解決する必要があります。
また、プログラミングの本当のスキルは、不具合と戦っていろいろと調べているときに一番つきます。
ですので、何でもすぐに先生に聞くのではなく、余裕があるときは自分で不具合の解決方法を悩むことをしてみましょう。
具体的には一日ほど悩んでいろいろと調べてみることをオススメします。
その過程で分からないポイントの効果的な調べ方や便利なサイトなどを知ることができるといった、副産物もあります。
エンジニア転職に向けたポートフォリオを作成できる
特に転職を目的としたコースでは、ポートフォリオ作成までカリキュラムに入っていることがあります。
ポートフォリオは、独りではどのようなものを作るといいか分かりづらいと思いますが、プログラミングスクールに通うことで、「ある程度形になった」ポートフォリオを作ることが可能となります。
このポートフォリオを遣うことで、最低限度、転職活動の体裁を整えることができます。
特に未経験からの転職の場合はあなたのスキルとやる気を証明するのが大事です。
ですので、プログラミングスクールに通うだけで、成果を見せる準備が手軽に出来るのは大きいですね。

もちろんメリットは大きいのですが、未経験を募集している会社からは、「またこのポートフォリオかぁ・・・」という声も聞かれるようです。
同じプログラミングスクール卒業の人の場合は似たポートフォリオになるため、面接官は同じようなポートフォリオを何度も見ることになります。
ですので、面接の場で差別化したい場合は、プログラミングスクールで作ったポートフォリオにあなたオリジナルのひと手間を加えましょう。
そうすることで、他の人と差別化することができます。
プログラミングスクールのデメリット
もちろん、プログラミングスクールにはいいことだけではなく、悪いこともあります。
そこで、次はプログラミングスクールに通うデメリットもお伝えします。
プログラミングスクールの料金が高い

どのプログラミングスクールを選ぶか?どのコースを選ぶか?にもよりますが、全体的に料金は高いです。
半年や1年近いコースになると、100万円近くかかるものもあります。
例えば1年で100万円のコースだとすると、1ヶ月あたり8万円超の料金がかかる計算となります。
正直、決して安くはありません。
かなり高額な買い物になりますし、通う前に覚悟を決める必要もあるでしょう。
ただ、プログラミングスクールに通う際のデメリットは、実際この「料金が高い」くらいです。
きちんとしたプログラミングスクールを選ぶことができて、あなたがきちんと努力できれば、他に大きいデメリットは見当たりません。
ですので、本気でプログラミングを身につけたいのであれば、覚悟を持って通うのは良い選択だと思います。
ただ、注意点や気をつけるべきポイントはたくさんあります。
これから説明する、注意点や気をつけるべきポイントを理解しておかないと、

プログラミングスクールに通ったのに、ほぼスキルがつかなかった・・・
なんてことになりかねません。
プログラミングスクールに通う前に知っておくべきこと/注意すべきこと
プログラミングスクールに通っても必ずしもエンジニアになれるわけではない
特に「これからプログラマーやエンジニアに転職したい!」と思っている人は要注意です。
プログラミングスクールに通ったとしても、必ずしもプログラマーやエンジニアに転職できるわけではありません。
未経験からプログラマーやエンジニアになるのは、かなりハードルが高いと思った方がよいです。
エンジニアとして転職するときは、あなた以外のエンジニア経験のある人と、中途採用の枠を争う必要があります。
企業は、出来る限り即戦力となる人がほしいと考えているため、どうしても「未経験からエンジニアを目指しています」という人は立場的に弱くなります。
正直、かなり厳しい戦いになります。
実際、いろいろな口コミを見ると、「未経験からのエンジニア転職」の厳しさがよく分かるかと思います。
これはプログラミングスクールに通ったところでほぼ状況は変わりません。
それを知らずに「プログラミングスクールに通ったから自分はエンジニア転職ができる」と思っていると、書類選考や面接でお祈りメールばかりをもらうことになります。
プログラミングスクールでは、エンジニアになるための全てのスキルが学べるわけではない

プログラミングスクールでは、(スクールやコースによっても違いますが)以下のような内容を学び、アウトプットを作ることができます。
・チーム開発の経験
・ポートフォリオ作成
ただ、この他にも、エンジニアとして働こうとすると以下のようなスキルが必要です。
・不具合を修正するスキル
・ソースコードをチームで管理するスキル
・自分のタスクを見積もったり管理するスキル
こういったものは本当の現場に出ないとなかなか経験し、身につけることが難しいスキルです。
「プログラミングスクールに通ったから、エンジニアになるためのスキルは全て身についた!」
ではなく、
「プログラミングスクールに通ったから、エンジニアになるための一歩目を踏み出した」
くらいの感覚でいる方がよいです。
そうしないと、例えば面接のときに

プログラミングスクールに通ったので、エンジニアとして十分やっていけるスキルを持ってます!
というアピールをしてしまいます。
結果、面接官は、

あーあ、この人は何も分かっていないなぁ。。
実務経験もないのにこんなにアピールしてしまって、謙虚さもないなぁ
と思われて、その面接で落とされる可能性が上がります。
あなた以外にも、たくさんの未経験からエンジニアを目指している人がいる
現在、以下のような理由で、エンジニアやプログラマーへの転職が注目されています。
・ITエンジニアが全体的に不足している
・終身雇用が崩壊して、手に職をつけたいと思っている人が増えている
もちろんそれ自体は、IT業界の盛り上がりという意味では良いことでしょう。
ただ、これからエンジニアになりたいと思っている人にとっては逆風かもしれません。
あなた以外にもエンジニアになりたい人が多く、競争を激化する可能性があるためです。
とはいえ、未経験から絶対にエンジニアになれないというわけでもありません。
ですので、「エンジニアになるための競争は激しい」ということを理解した上で、プログラミングの勉強を頑張ったり、その他のスキルを身につけることをオススメします。
プログラミングスクールに通ったとしても、独学での勉強は必須
これを読んでいるあなたは、もしかすると

プログラミングスクールに通えば大丈夫!
と思っているかもしれません。
ただ、現実は違います。
プログラミングスクールに通って勉強することに加えて、空いた時間に独学でプログラミングを勉強する必要があります。
プログラミングは、一般的に「ある程度、現場で活躍できるまでに1000時間の勉強が必要」と言われています。
この1000時間の勉強は、プログラミングスクールに通うだけではなかなか達成することができません。
また、プログラミングのスキルは一度聞けば理解できるというものではなく、何度もやり直すことで身についてきます。
スクールがない時間で、独りでプログラミングを勉強してこそ、ようやくプログラミングの力が身につく、と思っていた方がよいです。
中には、悪徳なプログラミングスクールも存在する

基本的に、ほぼ全てのプログラミングスクールは、「受講している人のスキルがどうやったら向上するか?」を考えてくれる、良心的なものばかりです。
ただ一部のプログラミングスクールは、そうではなく、
・いかに自社の売上を上げるか?
ばかりを考えているところもあります。
もしそういう悪徳なプログラミングスクールを選んでしまった場合、
・予想もしなかった会社に転職させられて、キャリアプランがメチャクチャになった
ということになりかねません。
そういった悪徳なプログラミングスクールは選ばないように気をつけましょう。
プログラミングスクールに通うべき人
それでは続いて、プログラミングスクールに通うべき人が具体的にどのような人か?を解説します。
「結局、自分はプログラミングスクールに通うべきなんだろうか?」と悩んでいる人は、これから説明する内容に該当しているか?を確認してみてください。
プログラミング学習のやり方が分からない人
プログラミングの学習はいろいろな手段があります。
だからこそ、初心者のうちは

結局何から始めたらいいのかわからない・・・
というように迷ってしまうのではないでしょうか?
具体的には、以下のようなポイントで迷っている場合は、プログラミングスクールに通って、勉強を開始するきっかけをもらうことをオススメします。
・どのような開発環境を使ったらいいか?
・どのようなものを作ったらいいか?
プログラミング初心者の人の中には、

どの言語から始めたら良いんだろう?どうやったらいいんだろう?
ということをずーっと調べている人もいます。
ただ、いつまで調べていても、プログラミングのスキルはつきません。
もし「やる気はあるけど始め方が分からない」という場合は、短期間でもいいのでプログラミングスクールに通ってみましょう。
どのように進めたらいいかガイドが欲しい人
プログラミングの学習を始めた後も、

・なかなかスキルがついている気がしない
・とりあえず勉強を始めたけど、このやり方でいいのか分からない
・自己流で勉強をしているけど、本当にプログラマーやエンジニアに転職できるのか分からない
というような不安を抱えてないでしょうか?
もしこういった不安があり、なかなかプログラミングの勉強に身が入らない場合は、一度キャリアカウンセリングや勉強のやり方が相談できるプログラミングスクールに通ってみることをオススメします。
プログラミングを勉強している人の多くが似たような悩みを抱えるため、プログラミングスクールに通って相談することで、あなたの抱えている悩みを解決するきっかけになるでしょう。
また、プログラミングの勉強はある一定のレベルまで到達した後は、独学で続けられるようになります。
ですので、最初のきっかけを作るという意味でもプログラミングスクールに通ってガイドをもらうのは良い選択肢です。
独りでは勉強を続けられない人、一緒に勉強する仲間が欲しい人

あなたはプログラミングの勉強を独りでできますか?
もし受験勉強のように、一緒に勉強する友達が欲しい場合は、チームで開発したり相談できるプログラミングスクールに通ってみましょう。
チーム開発ができたり、プログラミング初心者同士で相談ができるようなプログラミングスクールに通えば、
・どんなところに悩んでいるのか?
・他の人がどんなプログラミングの勉強をしているのか?
などの情報交換をすることができます。
あなた以外の人の状況を知ることができあり、あなたの抱えているモヤモヤを共有することで、
・他の人はこんな勉強をしているんだ、という気づきを得られる
など、様々なポジティブな効果があります。
エンジニア転職など、自分の目標に到達できるかが不安な人
プログラミングスクールによっては一定期間ごとに先生(メンターと呼ばれたりします)との面談が行われる場合もあります。
その面談の場では、今、あなたが抱えている以下のような不安を相談することができます。
・プログラミングスキルがついていない気がするが、このままでいいか?
・その他、プログラミングの具体的な箇所が分からない
こういった面談は週に1回くらいのペースで行われることが多いため、不安になりやすい人でも安心して勉強を続けることができるでしょう。
特に、

今抱えている悩みのせいで勉強に集中できない・・・
という人は、勉強の効率を上げるためにも一度プログラミングスクールに通ってみることをオススメします。
そこで一定期間、先生と並走してもらうことで、悩みが解決できたり、目標に向けた勉強のペースを掴むことができるようになります。
時間は有限なので、もし悩んでいるだけで勉強するなどの行動を起こせていない!という人は、今すぐ、プログラミングスクールに通ってみましょう。
プログラミングスクールの有効な使い方
それでは、最後にプログラミングスクールをいかに効率よく使い倒すか?という説明をしたいと思います。
この章を読むことで、短期間のうちに最大効率でプログラミングスクールを使うことができるようになります。
分からないことを先生に質問する

プログラミングスクールの最大のメリットは、先生に質問ができることです。
なので、その特権は思う存分利用すべきです。
質問の内容は何でもいいですが、「ここが分かりません!」ではなく、「何故こういう書き方をするのですか?」など、「何故」の質問をしてみましょう。
プログラミングの記法には歴史が詰まっていたりするので、「何故」を知ることでプログラミング言語自体をより深く理解できたりします。
他のプログラミングを勉強をしている人と友達になる
スクールに通っている他の人と友達になるのもオススメです。
同じ目標を目指している人と友達になれば、「最近どう?」などの話ができる、もしエンジニアへの転職活動がうまくいかなかったとしても励まし合うことができます。
社会人になったら人間関係が会社関係の人だけになりがちなので、プログラミングスクールを通じて友達を作るのはオススメです。
プログラミングスクール以外の勉強法をきく
これは優秀な先生がいること前提ではありますが、プログラミングスクール以外の勉強法を聞いてみるのがオススメです。
優秀なプログラマーになっている人は、間違いなく、独学でもプログラミングを勉強しています。
プログラミングスクールの勉強だけで「優秀なエンジニアやプログラマーになれました」という人はいないはずです。
あなたがプログラミングスクールに通っている間は「これをやってね」というカリキュラムが与えられますが、卒業した後は、全て自分で勉強をするしかありません。
そのときに備えて「独学での勉強法」を確認しておくようにしましょう。
具体的には、
・今勉強しているプログラミング言語で、オススメのフレームワークはどれか?
・どうやってプログラミング言語を覚えたのか?
などを聞いてみるとよいと思います。

出来る限り、エンジニアとしての経験が長い先生に確認してみましょう。
プログラミングスクールの先生も、「この前プログラミングスクールを卒業しました」という初心者から、「プログラミング歴20年です」というベテランまでいます。
確認するのであれば、ある程度プログラミング歴が長い人の方が、より本質的な答えをもらえる可能性が高くなります。
逆にいうと、「この前プログラミングスクールを卒業しました」という人に聞いた場合、まともな答えが返ってこない可能性があります。
「エンジニアとして働く」とはどのようなことなのかを聞いてみる

もし現役エンジニアが先生をやっているプログラミングスクールを選ぶ場合、エンジニアとして働くとはどういうことか?を聞いてみましょう。
こうすることで、
・漠然とした不安がなくなるため、集中してプログラミングの勉強ができるようになる
というメリットがあります。
エンジニアが未経験のあなたがいろいろと想像をするよりは、すでに経験をした人から体験談やノウハウを聞いた方が100倍効果があります。
ですので、
・エンジニアになって必要だったスキル、実は不要だったスキルは何か?
・エンジニアになって大変なことは何か?苦労していることは何か?
・エンジニアになって大切だと思ったことは何か?
・企業がエンジニアを採用する場合、どのようなことが重要視されるか?
ということを聞いてみましょう。
その先生自身の体験談ですので、あなたの知らない世界を知ることができますし、より具体的にエンジニアになった後の姿を理解することができます。
まとめ
ここまで、プログラミングスクールに関する説明をしてきました。
プログラミングスクールは紹介した通り、いろいろなメリットがあるので、未経験からエンジニア転職をしたい人にはオススメのサービスです。
特に社会人で働いていたり、出来る限り早くエンジニア転職をしたい人にとっては、かかる時間を短縮するために必須でしょう。
一方で、「プログラミングスクールに通えば全て解決、思い通りになる」というわけではないのも事実です。
プログラミングスクールでは教えてもらえないスキルも存在します。
また、本当のプログラミングのスキルをつけるためにはあなた自身での努力も必要になります。
そんな努力をするときも、是非、プログラミングスクールの力を最大限使ってみてください。
例えば、先生にいろいろなことを聞いてみたり、プログラミングスクールで友達になった人と励まし合ってみたりなど、いろいろなメリットを享受することができるでしょう。
あなたがプログラミングスクールの効果を最大限活用して、エンジニア転職やフリーランスエンジニアとして働いたり、目標を達成できることを願っております。
この記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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