こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、

・プログラミングって聞くけど、それって何?
・プログラミングをすると何ができるの?
・プログラミングって自分にもできるの?できる場合、どうしたらいいの?
このようなモヤモヤを抱えているのではないでしょうか?
最近は以下のようなところで「プログラミング」という言葉を目にするようになりましたね。
・いろいろなところで、プログラミングスクールが広告されている
ただ、改めて「プログラミング」って何なんでしょうか?何故、必要なんでしょうか?
この記事では、そういったあなたのモヤモヤを解決できるようにバッチリ解説していきます!
この記事を読むと分かること
この記事を読んでいただくことで、以下のことがわかります。

・プログラミングが何かのか?が分かる
・プログラミングがどのようなところで使われているか?が分かる
・「プログラミング言語」に関してざっくりと理解できる
・プログラミング学習の始め方に関してざっくりと理解できる
この記事の信頼性
僕はもうかれこれ、自分自身で通算10年くらいプログラムを書いてきました。
その間、Windowsプログラミングから始まり、AndroidやWeb系など、いろいろなものを作りました。
さらに、自分でプログラムを書いていない状態でも、いろいろなエンジニアと一緒に働くことで、常にプログラミングの隣で働いてきたと思っています。
この記事では、そういった僕の過去の経験を踏まえて「プログラミング」に関してお伝えしていきます。
プログラミングとは

まずは、「プログラミング」という言葉に関して理解するところから始めましょう。
「プログラミング」を一言でいうと、
です。
コンピュータは日本語を理解することができません。
例えば、人間には通じる
という日本語の命令も、コンピュータは分からないのです。
その代わり、コンピュータは「プログラム」を理解して動きます。
プログラムは人間と機械がやりとりをするための共通言語と思っていただければよいかと思います。
つまり、プログラミングは、
と言うことができます。
そして、コンピュータは、「画面をオフする」という1つの機能だけだと成立しません。
その他、
「画面の明るさを明るくする」
などの様々な機能が必要になります。
ですので、プログラミングでは、そういった機能を全て、コンピュータが分かる言語で記述する作業になります。
単純なプログラムであれば数行で済みますが、自動車など複雑なものになると、数百万行のプログラムが動くことになります。
運動会などの行事でどの競技をどういった順番で実施するか?を記載した「プログラム」があるかと思います。
イメージ的には、あの「プログラム」と似たものになります。
複雑な挙動をするプログラムは、
・画面をオンにして
・画面の明るさを1段階明るくして
というような処理の流れが事細かに記載されたものになります。
身近でプログラムが使われている場所

そんな「プログラム」ですが、身の回りのいろいろな機器で使われています。

・テレビ、エアコンなどの電化製品
・自動車やイヤホンなど
・コンビニのATMなど
現在、現在身の回りにある家電器具はほぼ全てにプログラムが使われています。
つまり、極端な話、プログラミングができれば身の回りで動いているものを何でも作れることになります。
例えばコンビニのATMであれば、ATMの機械自体も、プログラムが仕込まれています。
例えばATMの画面表示もプログラムによって制御されています。
また、あなたの口座にいくら預金があるか?といったような情報も、「サーバー」と言われる場所で、プログラムによって構成されたシステム上で管理されています。
このように、あなたの身の回りでも、意識をしないところでプログラムはたくさん動いています。
プログラミングでできること
前の項目で紹介した身の回りにあるものの他、プログラミングを使うことで
:既存業務の効率化
なども行うことができます。
繰り返し動作の効率化
プログラムは、人間よりも同じことを繰り替えし作業することが得意です。
さらに、人間が作業するみたいに、ミスが発生することもありません。
なので、プログラムは「人間の業務の効率化」に使われたりもします。
例えば、
・経理処理を自動化する
などの裏側で、プログラムが活躍しています。
IT技術を使った自動化

あなたは「DX」という言葉を聞いたことはありますか?
「DX」とは、「デジタルトランスフォーメーション」の略で、IT技術を使って人間の生活をより良いものへと変革させることです。
例えば、以下のような例があります。

・レストランにて、これまで、人間が電話で予約を確認していたものをオンラインでできるように自動化
・お客様の声として上がってきたものを人の手を介することなく、自動的に分類
こういったDXの例の裏側で動いているのも、プログラムです。
こう考えると、プログラミングができると、現在の最先端で行われていることがあなたにもできるような気がしてきませんか?
代表的なプログラミング言語
代表的なプログラミング言語としては、以下のようなものがあります。

・JavaScript
・Python
・Ruby
・PHP などなど・・・
これらのプログラミング言語は、用途やプロジェクトによって使い分けられます。

プログラミングをできるようになるには、こんなにたくさんのプログラミング言語を覚えないといけないのか・・・
と思ったかもしれませんが、安心してください。
それぞれのプログラマーは得意な言語は決まっていますし、全てのプログラミング言語を使える人もほぼいません。
かつ、プログラミング言語の書き方などは違いますが、基本的には似た考え方になります。
日本語でいうと、方言くらいの差だと思っていただければ大丈夫です。
初心者にオススメなプログラミング言語は?

僕は、プログラミング言語という意味では、HTML/CSSを学習し、その後JavaScriptから学習するのをオススメしています。

厳密には、HTML/CSSはプログラミング言語ではないのですが(マークアップ言語と呼ばれる)、ここでは細かい説明は割愛し、同じものとして説明します。
HTML/CSSを最初にオススメするのは、以下のような理由が大きいです。

・プログラミング言語自体の難易度が他の言語よりも低いため、挫折しづらい
・複雑なプログラムを書かなくても画面に表示ができるため、やっていて楽しさを感じやすい
・プログラマーであればほぼ全ての人がやることになる言語だから
特にこの記事を読んでいるあなたは、

プログラミングってどんな感じなんだろう?
というように、興味を持ち始めた段階だと思います。
ですので、まずは複雑なことをやらずにその楽しさを実感するのが一番だと考えています。
また、HTML/CSSはどのプログラマーも、初心者の頃に多少はやったことがある言語になるかと思います。
そういう意味で、プログラマーであれば一度は必ずやっておくべき言語です。
そして、HTML/CSSは「フロントエンド」というWeb系のプログラミング言語 (この後紹介するJavaScriptとか)と非常に相性がよく、そういったものと組み合わせることでさらに効果を発揮します。
HTML/CSSを勉強した後は、JavaScriptを勉強するのをオススメします。
JavaScriptをオススメするのは、以下の理由です。

・JavaScriptをベースにしたUIフレームワークや言語がたくさんあり、今後の基礎になること
JavaScriptをベースにしたプログラミング言語はたくさんあります。
今後いろいろなプログラミング言語の導入をしやすくするという意味で、JavaScriptはオススメです。
また、JavaScriptと先ほど紹介したHTML/CSSを組み合わせることにより、動的なウェブサイトを作ることができます。
自分の書いたプログラムがヌルヌルとしたアニメーションで動的に動いたときの感動は、忘れられないものになります。
是非チャレンジしてみていただければと思います。
初心者にオススメのプログラミング言語は、以下の記事に詳細をまとめているので、もっと詳しく知りたい方は合わせて読んでみてください。
初心者がプログラミングを勉強するには?

ここまで読んでくださったあなたは、

プログラミング自体のことは分かったし、オススメのプログラミング言語も理解した。
ただ、どうやってプログラミングの学習を始めたらいいの?
と思っているのではないでしょうか?
ですので、続いては初心者の方にも可能な、プログラミング学習の始め方を解説したいと思います。
まずは始めるために必要なものを挙げると、以下の通りとなります。

1: パソコンの準備
2: ソフトの準備
3: プログラミングの勉強方法を知る
4: 一番最初のプログラミングをやってみる
初心者の状態であれば、まずはお金や手間をかけずに始める方法をオススメします。
何故なら、いきなり複雑なことをしようとすると準備だけで心が折れてしまう可能性があるためです。
なので、準備は以下のようなもので大丈夫です。

・パソコン: 家にあるものでOK。ない場合は2, 3万円くらいの安いものを準備
・プログラミングをするためのソフト: Windowsであればテキストエディタ
Windowsパソコンをすでにお持ちであれば、テキストエディタは最初からインストールされているため、特に追加で何かを準備する必要がないということになります。
準備ができたところで、HTMLを書いてみましょう。
最初は単純な文字列を画面に表示するだけの簡単なものですが、それでも出来ると嬉しいですよ。
この部分の詳細やサンプルプログラムに関しては以下の記事にまとめているので、詳細が気になる方はこちらもご確認ください。
まとめ
それでは、最後にこの記事の内容をまとめましょう。

・「プログラミング」とは、コンピュータに分かる言葉の「プログラム」を書くこと。
・「プログラム」は身の回りの多くのもので動いている上、人間の暮らしを便利にするために使われている。
・プログラミング言語はたくさんのものがあるが、全てを覚える必要はない
・初心者にオススメのプログラミング言語はHTML、CSSとJavaScript。
・初心者が勉強をする場合は、いきなり高価なパソコンを買ったりといった準備は不要
この記事を参考に、あなたのプログラミングに関する理解が深まり、興味を持っていただければ幸いです。
今回の記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
最後に
この記事では「プログラミングとは何か?」を集中的に解説しましたが、以下の記事では、プログラミング初心者のための、
・プログラミングスクールに通うべきか?
といった情報を知ることができます。
未経験からプログラミングをやっていて、全体的な知識を知りたいという方は、合わせてこちらもご確認ください。
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