こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、

「プログラマーはきついって言われるけど本当?」
「プログラマーになった後、具体的にどんなポイントがきついの?」
というような悩みやモヤモヤを持っているのではないでしょうか?
プログラマーの働き方を調べると「きつい」という評判も多く出てくるため、こんな心配を持ってしまうのも仕方ないことでしょう。
そこでこの記事では、そんなあなたの悩みを払拭できるように、以下の内容をまとめます。

・プログラマーがきついと言われる理由
・未経験や文系からプログラマーになるときつい?
・プログラマーに向いている人・向いていない人
最後まで読んでいただくことで、プログラマーのきついポイントに加え、プログラマーに向いている人・向いていない人なども知ることができます。
これからプログラマーになりたいと思う人は、最後までしっかり読んで、プログラマーを目指す手助けにしてくださいね!
[体験談]僕は過去、プログラマーとしてきつい思いをたくさんした (この記事の信頼性)
僕は過去、プログラマーとして合計5年ほど働いていました。
主に携わったのは携帯電話の開発やスマホアプリの開発でした。
特に携帯電話の開発は、まだ「働き方改革」が言われる前(15年くらい前)だったので、正直ブラックな働き方をしていたと思います。
僕はプログラマーとしてきついポイントをたくさん経験してきた
納期直前は午後11時帰り。問題が発生すると日を超えることも・・・
大変なソフトウェア開発のプロジェクトは、「夜遅くまで働く」というイメージがあるかと思います。
僕が携わっていたプロジェクトも、忙しいときは毎日、夜遅くまで働いていました。
特に忙しかったのは入社した直後に携わっていたプロジェクトです。
数百人という人が関わっているプロジェクトだったのですが、プロジェクト関係者の多くが夜遅くまで仕事+土日のどちらかも出勤、という状態でした。
その時の僕は新入社員だったので、それほど戦力になりきれていなかったものの、不具合の確認をしたり、夜遅くまで働いていました。
致命的な問題が起こった時には、深夜1時過ぎまで会社にいて、不具合の再現確認などを行っていたこともあります。
プログラミングの作業を進めたいのに、ミーティングが多くて落ち着いて進められない
ある程度自分自身がプログラマーとして仕事をこなせるようになった後「きつい」と思ったのが、「プログラミングの作業時間を取れない」点です。
プログラマーの仕事は、プログラミングだけではありません。
・他のプログラマーと認識をあわせる
・プログラミングの作業と全く関係のないチーム定例に参加
このように、日々多くの時間のプログラミング以外の時間にとられることになります。
多い時は、一日の半分くらいの時間をミーティングに持っていかれることもあります。
特に目の前の作業が差し迫ってるときは、「ミーティング、多すぎるな・・・きつい」と思っていました。
企画担当者やデザイナーなどの作業の遅れにより、プログラマーにシワよせが来て、大変
1つ前の項目と近い内容ですが、プログラマーの作業は、一人では成立しません。
・デザイナーからどのような見た目にするか?のインプットをもらう
・仕様担当者に、細かい仕様や挙動を決めてもらう
このように、多くの人からの情報やインプットが不可欠です。
そして厄介なことに、企画担当者やデザイナー、仕様担当者などの仕事は常に遅れがちになります。

プログラマーからすると「企画担当者や仕様担当者の仕事ができない」と見られがちです。
ただ、実際は彼らも多くの仕事を抱えすぎていたり、社内政治に巻き込まれてしまっており、検討スピードが落ちているのが原因だったりします。
そんな関係者からの情報やインプットが遅れることにより、結果的にプログラマーの作業時間が減ってしまうのです。
もちろん、関係者からの情報を待っている間も、準備を進められる範囲で進めておきます。
ただ、全ての情報が出揃ったら、完成予定日まであと1週間だった・・・なんてこともあります。
こうなるとプログラマーの仕事はどうしてもきつくなってしまいます。
この記事は、僕自身のこういった経験が元になっているので、信頼性は高いかと思います。
記事の中にも、きつかった体験談を盛り込んでいるので、非常に分かりやすく読んでいただけるかと思います。
プログラマーとは?どんな種類なの?仕事内容は?
まずはこの記事の前提として、「プログラマーって何?」を説明しましょう。
プログラマーとは、ソフトウェア開発の現場で、指示(仕様、と呼ばれます)に従ったプログラムを書くのが主な仕事になります。
ここ最近はIT人材の不足により、以前よりも重宝されてくるようになっています。
以下の記事に、プログラマーと近い仕事のシステムエンジニアの比較をまとめています。
もし、

「プログラマーってどんな仕事なんだろう?」
と気になる場合は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
プログラマーがきついと言われる理由9つ
それでは、ここからは具体的にプログラマーがきついと言われる理由を1つずつ説明したいきたいと思います。
特に納期直前などで、長時間労働が多い

少し前に比べると大分マシになったと思いますが、それでもプログラマーの労働時間が非常に長いことはあります。
これはプロジェクトにも依存しますが、一般的には、
という話になることが多いためです。
必要な機能を実装するのに十分な日数を確保してスケジュールがひかれることなど、滅多にありません。

僕はこれまでいろいろなソフトウェア開発プロジェクトを見てきました。
プログラマーの長時間労働が発生しやすいプロジェクト・発生しづらいプロジェクトに傾向があるようです。
長時間労働が発生しやすいプロジェクトは、
・企業のお客様がいる (いわゆる、B2BやB2B2Cのビジネス)
・リリースを遅らせると違約金が発生する
こういったプロジェクトです。
絶対に遅らせられないので、プログラマーも必死で頑張る必要があります。
一方、長時間労働が発生しづらいプロジェクトは、
・自社でスケジュールをコントロールできる
・新規事業
こういったプロジェクトです。
自社でスケジュールをコントロールできればそれだけゆったりとしたスケジュールにすることができます。
また、新規事業はソフトウェア自体よりも、事業性自体が仮説レベルだったり問題があったりすることが多いため、比較的プログラマーとしての働き方はきつくない傾向にあります。

もちろん、優秀なプロジェクトマネージャーがいれば、必要ではない機能を実装しないように調整したりしてくれることもありますが、そういうプロジェクトマネージャーと巡り合うことができるかは完全に運だったりします。
プログラミング以外のやることが多い
プログラマーになる人は一般的にプログラミングが好きな人が多いのではないかと思います。

プログラマーというくらいだから、仕事内容はほぼプログラミングだろう
と思ってプログラマーになったら、現実とのギャップに驚くかもしれません。
プログラマーの仕事のうち、プログラミングをしている時間は一般的には一日の半分以下です。
その他の時間は以下のような仕事をすることになります。
・メールやSlackのコミュニケーションツールでいろいろなやりとりをしたり
特にプログラミングがはかどっているときの割り込みは思考の妨げになったり、集中力が途切れる原因になったりします。
常に最新の技術が出てきてキャッチアップが大変
ここ近年の技術は進化のスピードがかなり早いので、常に勉強やアップデートを続ける必要があります。
例えばReactなどのフレームワークは、数ヶ月に1回はバージョンアップをしています。
ですので、その度に何が変更になったのか?を確認、必要に応じて改修をする必要があります。
また、Androidエンジニアであっても、Android OSが年に2回アップグレードされるのが通例です。
Androidは、アップグレードの中身が発表されたタイミングで、その内容を確認、必要に応じた改修を行っています。

場合によっては、自分の作っているアプリやサービスが使っている重要な機能が使えなくなったりします。
ですので、対応はかなり大変なケースもあります。
例えばAndroidやiOSなどのOSバージョンアップは、半年に1回程度、GoogleやAppleがリリースをします。
これまで使えていた機能が使えなくなったりすると、その変更に合わせて修正が発生します。
以前僕が在籍していたスマホメーカーでは、Googleからの半年に1回のリリースは一大イベントでした。
Web系やスマホアプリの両方において、プログラマーになれば終わりということはありません。
継続したアップデートと勉強が必要になります。
常に人手不足であり、プログラマー一人あたりの負荷が高い

ソフトウェアの開発では、どのプロジェクトも人が足りない状態です。
これは、会社が競争力を維持するのにソフトウェアの機能開発をする必要があるあtめ、仕方がないことでしょう。
他社に先行して優位性のあるプロダクトを出そうとすると、どうしても開発者(プログラマー)の人手が必要になります。
僕がこれまでに携わってきたプロジェクトを見ると、

事業・企画担当者「競合他社に勝つためには、10の機能を追加しないと勝てません!」
という事業担当者や企画担当者の要望に対して、

プログラマー「いや、今の人手だと、頑張っても2つくらいしか機能追加できないです・・・」
こんなやりとりになります。
「10個の機能を追加したい」というリクエストに対して、「2個くらいしか機能追加できない」というのは、極端に思われるかもしれません。
でも、どのソフトウェア開発プロジェクトにおいても、このくらい「やりたいこと」と「やれること」の間に大きなギャップがあります。
この大きなギャップを埋めるために、結果的にプログラマーの負荷が高くなってしまいます。

僕も過去15年くらい、いろいろなソフトウェアプロジェクトを見てきたが、人が足りているプロジェクトやチームは一度もありませんでした。
本来、人が足りないのであれば新しく人を雇うのが理想です。
ただ、なかなか優秀な人がいなかったり、会社が人を雇うことによる固定費の増加を嫌がるため、なかなか1つのプロジェクトごとのプログラマーの数は増えなかったりします。
仕様変更やビジネス的な判断のしわ寄せが、最後は全てプログラマーのところに来る
ソフトウェアは、一般的に以下のような流れで作られます。
・2: 企画担当者が方向性を決める
・3: デザイナーがデザインを決める & 仕様担当者が仕様を決める
・4: プログラマーが開発する
つまり、プログラマーが開発するまでには、非常にながーーいプロセスを経る必要があるということです。
一般的に、事業担当者や企画担当者はプログラマーのことを気にしていません。
また、彼らもより良い事業計画や商品企画をしようとするため、どうしても時間を使いがちになってしまいます。
なんてこともあります。
プログラマーはそんな限られた時間の中で開発を終わらせる必要があるため、結果的に仕事がきつくなってしまう傾向にあります。
全く違う考え方や立場の人とのコミュニケーションが発生することがある

プロジェクト内には、プログラマーとは違う立場や考え方の人がいます。
例えば商品企画の担当や、ビジネスの担当が該当します。
そういった人は、プログラマーとは全く違うところを見て仕事をしています
もちろん彼らも

いいプロダクトを作ってビジネスを伸ばしたい
と考えているのですが、そのアプローチや土台となる部分が全く違うため、度々プログラマーとの間で軋轢が生まれます。
この違う立場の人とのコミュニケーションがプログラマーにとっての負担になることもあります。
こういった人たちは、自分たちの発言がプログラマーなどエンジニアにとってどのくらい大変か?は理解せずに(理解できずに)言っていることが多いです。
なので、プログラマーとしては、以下のような作業をして、そういった関係者とのギャップを埋める必要があります。
・彼らが言っていることの真意を理解しつつ、プログラミングがより簡単な方法を提案する
客先に常駐したときに、環境面の制約があったり気を遣う必要がある
SIをやっていたり、派遣のエンジニアをやっていると、客先に常駐することがあります。
「客先の常駐」をすると、お客様のオフィスや事務所に行き、そこでエンジニアとしての活動をすることになります。
もちろん、普段慣れている環境ではにため、
・お客様からの「ちゃんと進んでいるんだろうか?」という目線を感じる
・客先で情報漏えいなどのミスを犯すと、普段以上に致命的になる
などのストレスを感じることになります。
会社によっては、自分の好きなブラウザやテキストエディタをインストールしてもいいか?が違ったりするため、場合によっては効率が一気に落ちてしまうこともあります。

僕自身は客先常駐で働いたことはないのですが、外部のソフトウェア開発会社に依頼して、常駐で働いていただいたことはありました。
委託する側としてはそれほどプレッシャーをかけているわけではないのですが、どうしても委託された側にはかなりのストレスがかかるようです。
「この部分の進め方はこれでいいか?}
「何か認識齟齬はないか?」
などを(当時、何の肩書もなかった僕に対して)かなり気にしていただいた記憶があります。
不具合を出したときに大勢のメンバーに迷惑をかけることがある
プログラミングに不具合はつきものです。
どんな人であっても100%間違えることなくプログラミングをすることはできません。
ただ、それであっても自分の書いたプログラムで不具合を起こすと、プログラマーは

やってしまった・・・
と思います。
特に、何十人、何百人という大勢の人が関わっているプロジェクトで、自分が起こしてしまった不具合によりリリースのスケジュールが遅延したりすると、悲惨です。
早く修正しないと!という焦りと、やってしまった、というガッカリ感の両方に襲われることになります。

僕も過去、例外なくやらかしています(笑)
僕が新入社員の頃だったと思います。
そのプロジェクトは、多くのチームが携わっていたので、
・1: 各チームは作った成果物をリリースする
・2: 集まってきた成果物を、専門のチームが1つにまとめる作業をする
という流れで進んでいました。
そんな中、僕は1のリリース作業で、必要なものの一部しかリリースしなかった (原因は、先輩との認識齟齬)ことがあり、結果的に2の作業を数時間止めてしまいました。
数時間だったことと、プロジェクトの状況が逼迫しているわけではなかったので大問題にはならなかったものの、本当に冷や汗をかいた瞬間でした。
これは僕の経験ですが、プログラマーを長くやっていれば誰もが1回や2回、こういった「やらかし」をしてしまっているハズです。

休みの日であっても、仕事のことが頭から離れなくなる
プログラマーは、ほぼ1日、プログラミングをしています。
ですので、仕事をしていないタイミングでも、

あ、xxxの部分はこうやって実装するといいかも!
などと考え始めるようになります。
良く言うと、仕事に没頭している証拠ではあるのですが、悪く言うとオンとオフの切り替えがなくなってしまっている状態です。
特に仕事とプライベートを切り分けたい人がこの状態になると、仕事ばかりしている気がしてつらくなってしまうかもしれません。
未経験からプログラマーになるのはつらい?
続いて、プログラマーを志望する人によくある質問のうちの1つ、

未経験からプログラマーになるとつらい?
に対して回答します。
特に未経験からプログラマーを目指す人にとって、一番気になる点ですよね。
結論としては、以下の通りです。

・プログラマーになったあとは、スキルが足りていない部分もあるため、つらい可能性あり。
・ただ、プログラミングや関連スキルは少しずつ身についてくるのであまり気にしすぎなくてよい
最初はもちろんやったことのない職種なので、苦労することもあるかと思います。
ただ、やったことがない仕事が大変なのは、プログラマー以外でも同じですよね?
例えばあなたが初めて営業をやるのであれば、やはり大変でしょう。
プログラマーになって半年〜1年くらい経てば、
・プログラマーの仕事の流れ
・関わっているプロジェクトの全体像
こういったものが見えてくるので、格段に楽になります。
ですので、あまりプログラマーになる前から「未経験からプログラマーになるのがつらいか?」は気にしすぎる必要はないと考えています。
とはいえ、基本的なプログラミングスキルがないと全く使い物になりませんので、プログラマーを目指す過程で、しっかりと勉強しておくようにしましょう。
もしプログラミングの勉強法が分からない場合は、以下の記事を読んでみてください。
プログラミングの概要から勉強方法までまとめています。
文系でプログラマーになるとつらい?
続いてよくありそうな

文系からプログラマーになるとつらい?
という質問にも回答します。

・あまり文系・理系でつらさは変わらない
・つらいとすると、「プログラミングスキル不足」や「プログラマー未経験」が原因になることが多い
Webサービスのプログラミングくらいであれば、特に文系だから不利になる、というポイントもありません。

僕は新卒でプログラマーになりました。
大学は理系を専攻していたのですが、「理系だからプログラマーとして働くのが楽になった」という実感はありません。
理系・文系というよりは、「プログラミングスキルがあれば楽だし、そうでなければきつい可能性が上がる」という方が正しいかと思います。
ちなみに、僕の友人にも、文系からプログラマーになっている人はたくさんいます。
なので、文系からプログラマーになることは十分に可能であることも証明されています!
思ったより大変でないポイント
続いて、僕がプログラマーになったときに

意外と大変じゃないな
と思ったポイントを解説します。
もしあなたがこの部分で「プログラマーになるの、不安だな」と思っているのであれは、そこは安心してもらって大丈夫です。
一日中パソコンとにらめっこをしていて、きつそう
意外と何とかなります。
もちろん疲れないわけではないですが、一日のうち、プログラミングを集中している時間はその半分以下くらいなので、割と何とかなります。
調べ物をしたときに英語を読むのが大変そう

プログラマーになると、英語で書かれたドキュメントも読まないといけないことがある、というのは事実です。
特にAPI仕様書などは英語で書かれているケースも多いです。
ですが、何とかなります。
僕は新卒で入社したとき、TOEICは480点くらいでしたが、その英語力でも大丈夫でした。
特に最近はGoogle翻訳の性能がかなり上がっているので、どうしても英語が読めない・・・というときは、そのページごとGoogle翻訳にかければ特に問題なく読めるかと思います。
複雑なコマンドの操作が難しそう
環境構築をしたりプログラミングした内容を操作するために、コマンドを入力することがあります。
これも何とかなります。
もちろんコマンドは非常に奥が深いのですが、日常的に使うコマンドは数が限られているため、ある程度いつも使うコマンドを覚えさえすれば、何とかなります。
その他のものは、やりながら調べていく、というスタンスで大丈夫です。
プログラマーの楽しいポイント
一方で、プログラマーはきついことばかりではありません。
「プログラマーならでは」の楽しいポイントもあります。
そこで、ここからは「プログラマーをやっていて楽しい」と思える点を紹介していきます。
自分の作ったプロダクトに愛着を持てること
プログラマーは、他の誰よりも、そのプロダクトに関して深く考えている人です。
もちろんその製品の企画担当者もその製品のことを考えていますが、その深さのレベルは、プログラマーの方が深いです。
企画担当者は、
なんて考えません。
ですので、プログラマーはそのプロダクトに関して、世界の誰よりも深く考えていることになります。
こうやってプロダクトを作っていくと、プログラマーとしてもその製品に愛着がわきます。
この「自分の子供のような感覚」は、モノづくりで実際に手を動かすときの醍醐味です。
出来るようになっていく / 自分の知識が深くなっていく感覚

プログラミングをしていく中で、あなたはいろいろなことを調べることにあります。

・非同期処理のやり方
・より効率の良いメモリの使い方 などなど・・・
プログラミングをしていると、毎日目の前に行きた題材が降ってくることになります。
そういう課題に毎日全力で取り組むことで、少しずつ、自分の中に
が身についていくことになります。
こういうスキルや知識は、オンラインの教材やプログラミングスクールでは絶対に学べないほど高い価値を持ったものです。
このような知識を習得することを「楽しい」と思えるのであればプログラミングはあなたにとっての天職ということができます。
ハマれる(気になって土日もプログラムの書き方を考えるようになる)
僕は、プログラミングは
だと思っています。
というのも、僕を含め、プログラマーは平日の仕事中にプログラミングをした内容は常に頭の中にあります。
なので、例えば家に返ってからや土日ゆっくりしているときに

こうすればうまく実装できるんじゃないか!?
とひらめくこともあります。
そしてそれを慌ててメモ帳に記載して、月曜日の朝から実際にプログラムとして書いてみる、なんてことも起きます。
こうなると、いい意味で仕事と趣味の境界線がなくなっている状態です。
この曖昧な境界線を楽しめる、あるいは少なくとも問題だと感じないのは、プログラマーとしてやっていく上で必要な素質だと考えています。
プログラマーに向いている人
続いて、プログラマーに向いている人、向いていない人の特徴を解説したいと思います。
日々のプログラミングの作業を通じて自分の成長感を感じたい人

僕はこれが一番大きい気がします。
プログラミングの作業中は、常に分からないこととの戦いです。
なので、常にGoogleなどで知らないことを調べ続けることになるのですが、その作業を通して、自分の知識やスキルが上がっていきます。
1つのプロジェクトが終わる頃には、そのプロジェクトが始まる前の自分と比べ、かなりの成長を感じることができると思います。
この「成長感」はプログラマーをやる上での最大のメリットだと思います。
人と関わるのが好きな人
これは一般にプログラマーに思われているような、「一人でカタカタ仕事をする」というイメージとは違うかもしれません。
ただ、プログラミングの作業をする上でも、人ととのコミュニケーションは大事です。
そのコミュニケーションを十分に行うことなくプログラムを書いても、それはクライアントやチームメンバーが求める方向性でない可能性があります。
なので、「今やっているプロジェクトの関係者とコミュニケーションをすること」に楽しみを感じられる人は、関係者が本当に考えていることを引き出すことができるため、プログラミングの方向性を間違うことも減ります。
プログラマー以外の人とうまくコミュニケーションをとれる人は、クライアントや他のチームメンバーからも重宝されるため、さらにそのプログラマーの市場価値を上げることにつながります。
もし、
と考えているのであれば、プログラマーはあまり良い選択肢ではないかもしれません。
プログラマーではない、自分1人で黙々と作業ができるような仕事をオススメします。
こういう人はプログラマーにならない方がいいよ!という人
結論からいうと、
と思います。
基本的に、どんな人でもプログラマーになることはできます。
ただ、強いていうなら、以下2つに当てはまるのであればプログラマーとしてはあまり向いてないかもしれません。
納期前でも残業を一切やりたくない人
どのくらい残業が発生するかは基本的に会社や関わるプロジェクト次第です。
なので、どのくらいの残業が発生するかはプログラマーになるときの面接で確認するのがよいと思います。

プログラマーは割と実力主義的な働き方が出来るので、早く自分の担当部分を終えることができれば、残業の時間を減らすことができます。
基本的に残業は一切できません / やりません、という人はきついかもしれません。
基本的に残業がない会社もあるものの、プロジェクトの状況によっては残業が発生する場合があるためです。
勉強が苦手な人、やる気のない人
プログラマーになったら、勉強をするのが当たり前になります。
なので、ある程度は土日の時間を使って技術の習得をする必要が出てくることもあります。
この勉強を
という人は、プログラマーに向いていないかもしれません。
プログラマーで勉強をしないというのは自分の武器に磨きをかけずに戦場で戦うようなものなので、もし勉強をしたくないのでれば、プログラマーはオススメしません。
それよりは、もう少し技術の進化が遅かったり、流れの遅い職業を選ぶことをオススメします。

これからの時代、そういう流れの遅い職業はAIなどに淘汰されていくいくことになると思うので、流れが遅い職業であったとしても勉強は必須だと思いますが・・・。
雑な人 / ロジカルな考えをしたくない人

プログラミングは、全てロジックの組み合わせです。
「何となく」でうまく動くことはないですし、「何となく」で動いたとしても、その後のメンテナンスが不可なので、絶対に「何となく」なプログラムは書くべきではありません。
ですので、ロジカルな考え方は必須スキルとなります。
このロジカルな考え方をしたくない人は、プログラマーに向いていないです。
雑な人がプログラマーになると、とんでもない箇所を修正することがあり、不具合を埋め込んでしまうリスクがあります。
もしあなたが、

自分はロジカルな考え方は苦手なんだよなぁ・・・
と思っていたとしても、それは大丈夫です。
ロジカルな考え方は身につくものなので、少しずつ、訓練していけばよいです。
特にプログラマーはロジックが全てなので、ロジカルな考え方を身につけるにはもってこいの題材となります。
プログラマーの仕事を事前に体験するには?
ここまで読んでいるあなたは、おそらく

「プログラマーのきついところは分かった。それを事前に体験してみたい」
このように思っているのではないでしょうか?
プログラマーとして働く前にその仕事内容を体験できていれば、「プログラマーになっても大丈夫かな?」という不安を解消できますよね。
そんなあなたには、実践的なカリキュラムを提供しているプログラミングスクールに通ってみることをオススメします。
プログラミングスクールによってはエンジニア転職に向けたカリキュラムを提供しているところがあるため、プログラミングを勉強しつつ、プログラマーの仕事内容を体験してみるのがよいでしょう。
具体的には、
・要件定義など、ソフトウェア開発の上流工程を体験できる
・セキュリティなど、プログラミング以外の業務を知れる
など、プログラマーになってからも確実に役に立つ経験をすることができます。
これらを経験できているだけでも、プログラマーになってからの大変さやストレスを大きく軽減することができるでしょう。
オススメのプログラミングスクールは以下のページにまとめてありますので、こちらから見てみてくださいね。
最後に: やるかやらないかはあなた次第。一歩踏み出す勇気も大事。
ここまで、プログラマーがきついと言われる理由を、僕の体験談を踏まえつつまとめてきました。
この記事が、あなたがプログラマーを目指す上で抱えている不安や懸念を払拭するための助けになれば、と思います。
もしこの記事を読んで、

「プログラマーを目指してみてもいいかな」
「プログラマーに対する不安が少し減ったな」
このように思ったのであれば、その勢いのまま、プログラミングの勉强をしたり、実際にプログラマーの転職活動をしてみましょう。
今の位置から一歩踏み込むことにより、また新しい世界が見えるようになりますよ。
この記事を読んでくださったあなたが、プログラマーになるための不安や懸念を払拭して勉強できたり、その後プログラマーになって活躍されることを心より祈っています。
今回の記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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