プログラミングを学ぶ必要性は?【生き残り、活躍するのに必要】

プログラミングを学ぶ必要性は? プログラミング
プログラミングを学ぶ必要性は?

こんにちは。

この記事を読んでいるあなたは、

プログラミング、何故勉強する必要があるんだろうか・・・?

というように思っているのではないでしょうか?

例えば、

・小学校でプログラミングが必修科目になった
・多くのプログラミングスクールが立ち上がっている

など、プログラミングの注目度はここ数年で一気に上がってきているように思います。

そこでこの記事では、そんなプログラミングが何故必要なのか?を、様々な事例を交えて説明します。
この記事を読み終わる頃には、プログラミングを学ぶ必要性やそのメリットが理解できるようになっているかと思います。

プログラミングの必要性のまとめ

まずは、「何故プログラミングが必要なのか?」の要点をお伝えします。

プログラミングが必要である理由の概要
・社会人として必要なスキルを身につけるため
・流れの早い時代についていくため
・今後、これまで以上に求められるスキルであるため

また、プログラミングを学ぶことによるメリットは、以下のようなポイントになります。

 プログラミングを学習することのメリット
・あなたのスキルやキャリアを拡張できる
・待遇がよくなる
・自由になる

以上が、大きくプログラミングを学ぶことの必要性、そしてメリットです。

ぶっちゃけ、プログラミングには必要性とメリットしかないです。

とはいえ、これだけだと分かりづらいと思いますので、以下で詳細を説明していきます。

この記事の信頼性

内容に入る前に、この記事の背景を少ししておきます。

僕は過去、合計で5年くらいプログラミングをやっていました。
さらに、メーカーやIT企業のプロジェクトマネージャー / プロダクトマネージャーなど、エンジニアと接する仕事は合計で合計10年近くやっています。

なので、

・実際にプログラミングをやっている時間
・他のエンジニアやプログラマーと接している時間


これらに携わっている時間は、かなり長い時間になっています。

この記事では、そんな長いキャリアの中で見えてきた、プログラミングの必要性を説明したいと思います。

それでは、順に詳細を説明していきます。

プログラミングが必要な理由5つの理由

論理的思考能力を身につけるため

プログラミングは全て論理の組み立てで成り立ちます。

・Aという機能を動かすと、Bという機能が動く。その結果を受けてCという機能が動く・・・

といったように。

このような論理的な思考を「論理的思考」と言い、全てのビジネスパーソンにとって必須のスキルです。

・売上が落ちたのは何故か?を分析する
・自分の考えを分かりやすく他の人に説明する

こういった行動は、論理的思考が必要になります。

プログラミングは、この論理的思考能力を鍛えるのにうってつけの学習となります。

2020年から小学校でプログラミング学習が必修化されたのも、「論理的思考能力を鍛える」ことを目標としています。

流れの早い世の中についていくため

これからは、ますますIT化が進み、いつまでもアナログな手法でしか仕事ができない人は淘汰されていきます。

根本にあるのがプログラミングスキルです。

プログラミングとかパソコンとか、よく分からないんだよね・・・

こんなことを言っていると、10年後には確実に世の中に取り残されます。

ITの根本はプログラミングです。
時代遅れの社会人にならないためにも、しっかりとしたプログラミングの勉強は必要です。

エンジニアの数が不足しているから

経済産業省の試算によると、

出典元: 経済産業省の調査(2019年3月)

経済産業省の試算によると、2030年にはIT人材の不足数が最大約79万人にもなると言われています。

これだけ市場が伸びていて、人手不足のマーケットが他にあるでしょうか?

あなたが将来の仕事を安定させたい場合、プログラミングのスキルをつけるのは有効な手段になります。

これまで以上にエンジニアを必要とするようになってきているから

これまで日本の多くの企業では、古い時代の風習をそのまま引きずり、紙やハンコ文化でした。
ただ、世界的パンデミックの影響により流れが代わり、全てがデジタル化に向かっています

また、それとは別に「業務をデジタル化して効率や生産性を高めよう」という企業も少しずつ増えてきています (デジタルトランスフォーメーションと呼びます)

このように古い企業も、ここ数年でデジタルな技術を導入するためのエンジニアの確保をしようとしています

ですので、エンジニアにとって今は売り手市場であり、大きなチャンスが到来している状態です。
こういったチャンスを活かすためにも、プログラミングのスキルは必要となります。

日本の企業が世界と戦っていくために必要

世界と戦っていくために必要

GAFAMなどに代表されるような海外のIT企業は、多くのエンジニアを抱えています。

GAFAMとは?
アメリカの以下のIT企業の頭文字をとったものです。
G: Google
A: Apple
F: Facebook
A: Amazon
M: Microsoft

その結果として、日本のIT企業は、GAFAMなどの100分の1くらいの売上しかありません。
現状、そのくらい日本とアメリカのIT企業には圧倒的な差がついてしまっています。

日本の各企業は、そんな世界をリードするIT企業についていく必要があります。

その根本になるのがプログラミングスキルです。

何故なら、IT企業のプロダクトは(ほぼ)全てプログラミングで作られており、全てのプロダクトの基本的な要素になっているからです。
ですので、プログラミングスキルはGAFAMなどの海外のIT企業と戦っていく上で必要不可欠のスキルとなります。

海外ではなく、日本国内でのみ戦っていけばいい?
「海外と戦わなくても、国内でやっていけばいいのでは?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、これから日本は少しずつ人口が減ってきて、日本国内の市場規模は縮小してきます。
この状態だと、小さいパイを奪い合う状態になってしまいますし、海外のIT企業から強いプロダクトが入ってくるため、国内だけに目を向けていてはいけません。

著名人の考えるプログラミングの必要性

続いて、そんなプログラミングを著名人がどのように考えていたのか?をいくつか扱ってみます。

スティーブ・ジョブズ

ジョブズは1995年に行われたインタビューで以下のように回答しています。

大事なのは思考プロセスを知り考える方法を知ることさ。 米国人は全員プログラミングを学ぶべきだ。 (略) コンピューター科学は私にすれば一般教養さ。 人生の中の1年をかけて皆が学ぶべきだと思うんだ、プログラミングの方法をね。

プログラミングは一般教養として全員が学ぶべき、という内容の発言ですね。

バラク・オバマ

アメリカの元大統領のオバマですが、2013年の国民に向けたスピーチで、以下のような発言をしています。

ビデオゲームを買う代わりに、自分で作ってみよう。最近のアプリをダウンロードする代わりに、デザインしてみよう。プログラミングを学ぶことはあなたの未来のためだけじゃない。国の将来がかかっているのだ。

「国の将来がかかっている」と言い切るくらい、プログラミングの必要性を感じていたことが分かる内容です。

堀江貴文

ホリエモンこと堀江貴文は彼自身、過去にプログラマーとしてキャリアをスタートさせています。

また、彼のYouTubeチャンネルの中で

「プログラミングは簡単だよ」
「プログラミングやればいいじゃん。やらない理由がないよ」

といった趣旨の発言を度々しています。
こういった発言から、彼がプログラミングを特別なものではなく、「やって当然、やれて当然」と考えていることが分かります。

プログラミングを学ぶ7つのメリット

ここまでプログラミングの必要性を説明してきましたが、続いて、そんなプログラミングを勉強することによるメリットを紹介したいと思います。

仕事に困らない”手に職”が身につく

プログラミングは典型的な「手に職」がつくスキルです。

プログラミングは基本的にどの企業でもやることは同じです。
また、プログラム内に書くコメントが日本語か?英語か?という違いはあれど、基本的にどの国でもやることは同じです。

そう考えると、プログラムができるだけで、世界のどんな企業でも使えるようなスキルが身につくことが分かります。

他スキルとの掛け合わせをしやすく、今後のキャリアを強化できる

プログラミングの強い部分は、どんなスキルとも掛け合わせをすることができる点です。

例えば、以下のような掛け合わせが可能です。

掛け合わせの例
営業 + プログラミング = ITコンサル
デザイン + プログラミング = フロントエンドエンジニア
企画 + プログラミング = プロダクトマネージャー
スケジュール管理 + プログラミング = プロジェクトマネージャー

このように、プログラミングはいろいろな職種との相性が非常によいです。
プログラミングができるだけで、あなたのキャリアの幅を一気に広げることができます。

また、キャリアは「I字型ではなくπ時型を目指しましょう」といわれたりします。

I字型人材とπ字型人材
・1字型人材: 1つの領域だけでの専門家。その領域を専門としている人と正面から争う必要がある
・π字型人材: 2つの領域に強みをもつ人。それぞれの専門性はI字型人材ほどまではないものの、「軸のかけあわせ」により戦う方法。

プログラミングができると、いろいろな軸との掛け合わせによる「π字型人材」になることができます。

この強みは今後のあなたのキャリアにとって、大きなメリットになると思いませんか?

エンジニアと話せる

エンジニアと話す上では、プログラミングが分かっている必要があります。
特にこれからモノを生み出す仕事をしたいのであれば、エンジニアと話せるあるいは少なくともエンジニアの発言の真意を理解できるレベルのプログラミングスキルは必要です。

というのも、エンジニアの言う「大変」を、非エンジニアは理解できないからです。

仮にエンジニアに、

xxxの部分の実装は大変です。工数がかかります。

このように言われても、プログラミングの経験がないと、「何故」を理解することはできません。

これは、エンジニアと「プログラミング」という共通言語を持っていないため、仕方がないことです。

 共通言語がない、とは?
例えるなら、日本語が通じず、日本語と英語で会話をしているような状態です。
そもそも使っている言語が異なるので、お互いに言っていることが伝わらなくて当然です。

逆にプログラミングをやったことがあると、エンジニアの観点で何が大変か?を理解することができます。
さらにその上で、以下のようなことでさえ可能です。

プログラミングを理解していることにより、可能になること
・エンジニアが大変と言っているポイントを踏まえた上で、それを解決できるような案を考え、提案
・エンジニアが大変と言っているけど、その内容が大変でないことを見抜く

僕は、プログラミングのスキルはエンジニアと一緒に働く以下のような人にとって、必須スキルだと考えています。

・営業
・プロジェクトマネージャー
・商品企画

もちろんプログラミングを理解していない企画担当者などもいますが、そういう人は、エンジニアの言っていることのキモを理解できないので、1つの物事を決めるのにも、相当時間がかかります。

プログラミングを知ると、どのくらいエンジニアとの会話効率が上がるか?
僕の体感上 (もちろん状況や作っているシステムによりますが)、ざっと、5倍〜10倍くらいの差があります。
プログラミングを知っていれば一往復で終わるような会話を、本当に何回もメールやSlackでやりとりをしている・・・という様子を見ます。

待遇が良くなる

エンジニアは他の職種よりも100万円以上、平均年収が高いというデータが出ています。

DODAの平均年収ランキング2020によると、

・エンジニアの平均年収: 542万円
・全体の平均年収: 409万円

このように、130万円もの開きがあることが分かります。
平均的に見るとエンジニアになると待遇はよくなると言うことができますね。

未経験からエンジニアになるときの、年収に関する注意
もちろんあなたがスキルと経験をつんでいけば、このくらいの年収はもらえるようになると思います。
一方で、未経験からエンジニアになった直後にこれくらいの年収がもらえるか?はしっかりと確認しておく必要があります。

自由な働き方が手にはいる

現在、世界的なパンデミックもあり「オフィスに行かない新しい働き方」が主流になりつつあります。

エンジニアの仕事の多くはオンラインのチャットやビデオ会議で済ませることができます。
ですので、すでに多くのエンジニアが家から仕事をしています。

家から仕事をすると、

・満員電車に乗る必要がない
・会社に行く準備をしなくていい
・仕事の合間に、洗濯や掃除などの家事ができる

このようなメリットがたくさんあります。

プログラミングを勉強してエンジニアやプログラマーになることで、こういった自由な働き方を手にできる可能性が非常に高くなります。

世の中のシステムの動きが理解できる

世の中のシステムの動きが理解できる

今、世の中ので動いているもののほぼ全てのものは、何かしらのシステムでできています。
システムはもちろん、プログラミングした結果が動いています。

ですので、プログラミングができることで、こういったいろいろな動いているものの理解が深まります。

例えば、Yahoo!の検索サイトや、駅の券売機などが

どうやってプログラムされていて、どうやって動いているか

を、何となく、理解できるようになります。

それぞれのシステムで使われている技術の差分について
もちろんそれぞれ違う技術が使われているので、それらの技術を知る必要はあります。

日常生活でこれがわからないと困るということはないかもしれませんが、プログラミングができる/分かるだけで、あなたの世界は一気に広がります。

小さくビジネスを始められる

小さくビジネスを始められる

これは僕自身も現在チャレンジ中ではありますが、プログラミングができると、小さくビジネスを始めることができます。

プログラミングができれば、具体的には以下のようなビジネスを小さく始めることができます。

・フリーランスエンジニアとして案件を獲得する
・自分でWEBサービスやAndroid/iOSアプリを作り、そこに集客する

プログラミングであれば、パソコン一台でこういったビジネスを始めることができます。

プログラミングを使わない副業だと、なかなかこのように初期投資小さく始められるものは少ないのではないでしょうか。

具体的に、プログラミングをどうやったら始められるのか?

ここまで読んでくださったあなたは、プログラミングの必要性を何となく理解していただけたのではないでしょうか?

続いて、そんなプログラミングの始め方をお伝えしたいと思います。

まず最初に知っておくべきは、プログラマーってどういう仕事か?というゴールイメージです。

特に以下のような不安あがると、プログラミングの勉強にも集中できないですよね。

プログラマーの仕事ってきついんだろうか?
自分はプログラマーに向いているんだろうか?

そこで、

・プログラミングとは何か?
・プログラミングの勉強を始めるにはどうしたらいいの?
・プログラマーの仕事が辛いと言われる部分

こういった情報を、以下の記事にまとめました。

プログラミングの前提から学習まで知りたい場合は、読んでみてください。

最後に

ここまで、プログラミングを学ぶ必要性に関して解説してきました。

「何故プログラミングを勉強する必要があるのか?」は、大まかに理解していただけたのではないでしょうか?

僕はプログラミングは、この記事に書いた通り、非常に夢も希望もあるスキルだと考えています。

最初の導入は大変かもしれませんが、そこさえ乗り切れば、その後はあなたの人生でずっと貢献してくれるスキルになります。

あなたがプログラミングの勉強をはじめて、これまで以上に充実した人生になることを心より祈っています。

この記事は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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