初めてのプログラミング【超初心者から、一歩目を踏み出す方法】

初めてのプログラミング プログラミング
超初心者から、プログラミングの一歩目を踏み出す方法

こんにちは。

この記事を読んでいる人は、

・プログラミングに興味があるけど、何がいるかが分かっていない。
・プログラミング言語がたくさんあるようだが、どの言語を使ったらいいかが分からない
・プログラミングの勉強をしたいけど、具体的にどうやったらいいか分からない

このような悩みを持っているのではないでしょうか?

確かに、これまでプログラミングなどを一切やってこなかった人からすると、とっかかりのない世界だというのがよくわかります。

この記事を読んで分かること

この記事を読むことで、以下のようなメリットがあります。

 この記事を読むことによるメリット
・挫折することなく、楽しく始められるきっかけをつけることができる。
・プログラミングを始めるにあたり、最低限度必要な知識をつけることができる。
・プログラミングで準備すべきものを知ることができる。
・プログラミングの具体的な勉強の方法を知ることができる。

この記事の根拠

僕は大学時代に、完全に独学でプログラミングをやり始めました。

そのときは大学の研究で使うことになったのですが、周りの人も似たことをやっている人がおらず、完全に一人で、

・プログラミングに必要なものって何?
・どの言語を使ったらいいのか?
・どのようなレベルが必要なのか? 

ということが分からなかった記憶があります。
ですので、

・プログラミングの始め方ってどうしたらいいの?
・初めてはどの言語を勉強したらいいの?

に関して、僕自身の体験をベースに、アドバイスすることができます。

初めてのプログラミングをするあなたへ

ここから先は、初めてのプログラミングをする人へ、以下のようなものをお伝えしていきます。

ここから先でお伝えする内容
・プログラミングとは何かを知ろう
・プログラミングの対象を理解しよう
・一番最初に勉強すべきプログラミング言語を知ろう
・プログラミングをするために必要なパソコンを準備しよう
・プログラミングをするために必要なソフトは何か?
・プログラミングをすることのメリットを理解しよう
・プログラミングの勉強方法を知ろう
・一番最初のプログラミングをやってみよう


これらを理解することができれば、最初の一歩は踏み出した状態になります。


特にプログラミングの一歩目は挫折しやすいので、出来る限り分かりやすくなるような内容になるように工夫しています。

プログラミングとは何か

wikipediaによると、プログラミングとは、

コンピュータープログラミングとは、ある特定のコンピューティングの結果を得ることを目的として、実行可能なコンピュータープログラムを設計・構築するプロセスのことである。

wikipediaより引用

らしいです。よく意味が分からないですね(笑)

要するに、コンピュータは日本語や英語を理解できないので、コンピュータが理解できる言語をプログラミング言語、といいます。

そしてその言語を入力することを「プログラミング」と言います。

プログラミングに関して説明すると長くなるので、以下の記事で詳細を説明しています。
気になる方はこちらも合わせてご確認ください。

プログラミングの対象を理解しよう

プログラミングの対象は、大きく分けて2つに分かれます。

・スマホアプリ開発
・ウェブアプリの開発

スマホアプリは、あなたがお持ちのiPhoneやAndroidの端末で動くアプリです。
App storeやGoogle Playからインストールするアプリを、あなたが開発することになります。

一方でウェブアプリは、ChromeやSafariなどのブラウザ上で動くアプリのことです。

一般的には、スマホアプリの方がゲームなど、複雑なエフェクトや画面描画が必要なものに向いています。

一方で、ブラウザアプリの方であれば、スマートフォンなどにインストールする必要がないため、手軽に使えるというメリットがあります。

どちらが良くてどちらが悪い、ということはないので、プログラミングで何かを作る前に、そのユースケースをしっかり検討して作る必要があります。

ただ、初心者の場合、比較的覚える内容の少ないウェブアプリの開発をオススメしています。

スマホアプリはAndroidやiOSの仕様自体もかなり複雑なので、そこに慣れるのにある程度時間がかかるためです。

一番最初に勉強すべきプログラミング言語を知ろう

そして、完全に初心者のあなたが何をやるべきか?ですが、最初は、「HTML」というプログラミング言語をやってみるのがおすすめです。

このHTMLは「HyperText Markup Language」の頭文字をとったものです。

HTMLについて
HTMLは正確にはプログラミング言語ではなく、「マークアップ言語」と呼ばれる言語になります。
ただ、最初のタイミングではプログラミング言語の1つ、と思ってもらって大丈夫です。

このHTMLを使うことにより、ブラウザ上にウェブサイトを作ることができます

例えば、

こんにちは

という文字列を強調するために太い文字にしたい場合は、

<b>こんにちは</b>

というように書けば、ブラウザ上で見れば太い文字になります。

ブラウザが、<b>と<b/>の2つの記号(タグ、といいます)を特別な文字として理解できるように作られています。
この2つのタグに挟まれた文字列を太文字にする、というように仕組まれている、ということです。

HTMLだと、初心者でも書けそうな気がしませんか?

プログラミングをするために必要なパソコンを準備しよう

まず最初は、とにかくハードルを低くした方がいいので、特別なソフトをインストールしたり、開発環境を準備したりする必要はありません。

ということで、まずは2万円とか3万円の安いパソコンで大丈夫です。なので、家の隅で眠っているパソコンを使えれば全く問題ありません。

もっと複雑なことをやり始めるとパソコンのCPUなども必要になりますが、それはある程度HTMLを覚えて、他の言語を習得し始めてからでよいと考えています。

プログラミングをするために必要なソフトは何か?

HTMLを書くためのソフトを「エディタ」と言うのですが、この「エディタ」も、いろいろと新しいものをインストールする必要はありません。

まずはパソコンにインストールされているテキストを書けるソフトでよいです (Windowsであればメモ帳など)

もちろん、より高性能なエディタを使った方が、以下のような点で便利です。

高性能エディタが便利なポイント
・書いているときに、次に書くべきプログラムを推測しておすすめしてくれる
・何か文法ミスがあったときに自動的にミスを指摘してくれる
・書きやすいようにプログラムのレイアウトを調整してくれる (インデントの調整など)
・書いたプログラムが見やすいように色をつけてくれる
・など・・・

ただ、本当の初心者がこういった高性能エディタに手を出してしまうと、プログラミング自体に加えて、エディタの使い方まで同時に勉強する必要が出てきます

ですので、ある程度プログラミング自体に慣れるまでは、シンプルなエディタでプログラミングをするのがオススメです。

もし慣れてきたら、是非メモ帳などのソフトから、違うエディタをインストールしてみましょう。今、利用者が多いのはVSCodeと呼ばれるエディタです。

プログラミングをすることのメリットを理解しよう

そして、プログラミングをすることのメリットも知っておきましょう。

これを知っておけば、仮にプログラミング中に何か問題にあたっても、挫折することが少なくなります。

今、IT業界を中心にエンジニアの人手不足が深刻です。
そして今後はもっと人手不足になると言われており、2030年にはなんと約79万人もの人材が不足するそうです。

なので、プログラミングができるだけで、どこかの企業に採用される可能性がグッと高まります。

また、これからはAIが普及していく、という話を聞いたことがある方も多いでしょう。
単純労働はそのAIに代替されていくとも言われています。

そこで、プログラミングのような知的労働に携わっておくことで、そういう将来のリスクも軽減することができます。
※ちなみにプログラミング自体でさえもAIに置き換わる、という話はあります。

プログラミングの勉強方法を知ろう

プログラミングの勉強は、

・ドットインストールやProgateなどのウェブサイトで勉強する
・本を買って勉強する
・プログラミングスクールに通って勉強する
・実務で経験を積む

など、様々な手段で勉強することができます。

特に初心者であれば、上記の選択肢のどれがいいかの見分けもつかないと思うので、まずはウェブサイトなどでやってみることをおすすめします。

プログラミングスクールでは先生となる人が教えてくれるので、勉強としてはやりやすいと思うのですが、何十万円もするものが多く、いきなりプログラミングスクールに通うのはちょっとリスクが高いと思います。

なので、まずは一人でウェブサイトなどを見てやってみて、

楽しい!
もっと詳しくなりたい!

と思えた場合に、プログラミングスクールにに行くのがよいと考えています。

特に最初のときは、上にも書きましたが、

などで勉強するのがよいと思います。

特に、ここで紹介しているHTMLに関しては、ドットインストールでは無料で動画の講座を見られるので、この記事を読み終わった後に見てみるのもいいかもしれません。

一番最初のプログラミングをやってみよう

それでは、テキストエディタを開き、下記のHTMLを入力してみましょう。

<html>
<head>
  <title>テストタイトル</title>
</head>
<body>
<h1>テストページ</hi>
</body>
</html>

テストページ それを、開いたブラウザにドラッグ&ドロップすると、


このように表示されます。 これで、シンプルなプログラミングは完了です。
簡単ですよね? そして、

<h1>テストページ</h1>

のところを

<h1>てすとぺーじ</h1>

にして、再度画面を読み込むと、


このように、今変えた文字列が表示されます。

非常に簡単ですが、これでプログラミングの一歩目が完了です。

プログラミングの基本的な流れは、

・何かプログラミングを書く
・それをウェブブラウザやスマートフォン上で動かして動作を確認する

という作業の繰り返しです。 これを

・いかに効率よく素早くやるか?
・メンテンナス性や他の人が読むことも考慮できるか?


ということまで考えて作業できるのが、よいプログラマーに必要な要素だったりします。

ここで説明したHTMLの例
このHTMLだと、厳密にはいろいろと足りていない箇所があります。
今回、まずは動かすところにフォーカスしてご紹介しました。

プログラミングの効果のいい学習方法

あなたは、プログラミングのスキルが一番身につくタイミングを知っていますか?

テキストに書いてあるプログラムを書き写しているときでしょうか?
誰かのプログラミングの授業を受けているときでしょうか?

どちらでもありません。
これを知らずにプログラミングの学習をしていると、

いつまで経ってもプログラミングができるようにならない・・・

このようになってしまいます。

プログラミング初心者の人に向けた、効率のいいプログラミングの学習方法は以下の通りとなります。

プログラミング初心者の人に向けた、効率のいい学習方法
・HTML/CSSから始める。
・「完璧を目指さずに」「文法の雰囲気を理解することを目標に」勉強する
・目安としては、HTMLとCSSでそれぞれ半月から1ヶ月くらい勉強する
・その後、JavaScriptの勉強を開始する。
・JavaScriptを3ヶ月ほどやって、変数や関数、クラスの概念をつかむ
・その後、実際に自分の作りたいものを作る

実際、プログラミングのスキルが一番つくのは、「実際に自分の作りたいものを作る」過程です。
この過程の中では、いろいろな分からないこと、不具合やエラーに遭遇すると思います。

そういった点を1つずつ解決する行程でプログラミングのスキルは一番伸びます。

この詳細は、以下の記事にまとめています。

初心者におすすめのプログラミング言語

この記事ではすでにHTML, CSS, JavaScriptなどのプログラミング言語が初心者向けであることを説明しました。

もちろん、その他にもオススメのプログラミング言語はあります。

それが、

 ・Java
・Go
・Python

この3つのプログラミング言語です。

それぞれの言語のオススメ理由は以下の通りです。

 それぞれのプログラミング言語がオススメの理由
Java
・大規模システムで引き続き使われることが多いため、案件を獲得しやすい
・求人が多い

Go
・言語別の平均年収で600万円で、他の言語に比べて高い

Python
・機械学習やデータ分析に用いられることが多い言語で、今後さらに盛り上がる可能性がある
・ツールの作成やスクレイピングなどのライブラリも豊富

以下の記事では、何故これらのプログラミング言語をオススメしているのか?をより詳細に紹介しています。
詳しく知りたい場合は、こちらも合わせてご確認ください。

プログラミングが難しいと思った場合

ここまで読んできてもプログラミングがやはり難しいと思うこともあるでしょう。

「プログラミングが難しい」と思ったときの対策は、大きく4つがあります。

プログラミングが難しいと思ったときの対策
1: 徹底的に調べる
2: そういうものだと割り切る
3: エラー文言に慣れる
4: プログラミングを勉強することにより達成したい目標を、別のスキルも使って実現する

タイトルだけ見ればどれも当たり前のことのように思いますが、特にプログラミング初心者の人にとっては案外これができなかったりします。
プログラミングに慣れていない人は、エラーの文言を1つ読むだけでも非常に苦労するからです。

以下の記事では、これらのプログラミングが難しいと思ったときの対策のほか、プログラミングが難しいと思われる理由に関しても解説しています。
詳細を知りたい場合は、こちらもご確認ください。

 

プログラミング学習の途中で、「本当に意味があるのか?」と迷ってしまったら

場合によっては、プログラミングの勉強中に、

「頑張ってるけど、あまりスキルがついている気がしない。本当に意味があるんだろうか?」

と迷ってしまうこともあるかもしれません。

そのときは、以下の5つのパターンのうち、どれかに当てはまっていないかをチェックしてみてください。

意味のないプログラミング学習になってしまう5つのパターン
パターン1: 「何となくかっこいい」でプログラミングの勉強をやっている
パターン2: 自分が抱えてる問題から目を逸らすために、プログラミングを勉強している
パターン3: プログラミングを使って、どんなことを将来やりたいかが明確でない
パターン4: その将来の姿を実現できる企業や案件のことが理解できていない
パターン5: 目標に向けて、蛇行しながら進んでいる

プログラミングの勉強は、「将来のゴールを明確に見定めながら、そこに向かって一直線に、ただし、目の前の勉強を一つずつこなしていく」という、非常に難しい作業です。
せっかく時間を割いてプログラミング勉強をするのであれば、しっかりと意味のあるものにしていきましょう。

また、一般的にプログラミングの勉強は、実務レベルに到達するまでに1000時間かかると言われています。
1日3時間勉強すると1年半で到達できるレベルになります。

あとどのくらい勉強したらいいんだろう・・・

と思ったときの目安にしていただければと思います。

意味のないプログラミング学習に関しての詳細は、以下の記事にまとめています。
もっと詳しく知りたいと思った場合は、以下のこちらも合わせて読んでみてください。

最後に

以上で、超初心者からプログラミングの一歩目を踏み出すための解説は終了です。

この記事を読んで興味を持った方は、自分でいろいろと勉強してみることをおすすめします。
そして、今後、楽しいプログラミングライフを送ることができるよう、願っています。

この記事は以上です。 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

また、以下の記事ではプログラミング初心者が知っておくべき

・プログラミングとは何か?
・プログラミングスクールに通うべきか?

といった情報を網羅的にまとめています。

プログラミング初心者が必要な情報を一気に知りたい場合は、以下の記事も合わせてご確認ください。

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