「プログラマーやめました」【元プログラマーがリアルな体験を共有】

「プログラマーやめました」【元プログラマーがリアルな体験を共有】 エンジニアの紹介
「プログラマーやめました」【元プログラマーがリアルな体験を共有】

こんにちは。

この記事を読んでいるあなたは、

「プログラマーとして働くのを辞めた人って、どんな理由があったんだろう?」
「プログラマーを辞めた人のリアルな姿を知りたいな」

こう思っているのではないでしょうか?

この記事では、プログラマーを辞めてプロジェクトマネージャーになった僕の体験を踏まえて、以下の内容を解説します。

この記事を読んで分かること
・僕がプログラマーを辞めた理由
・僕がプログラマーを辞めた後、どうしたか?
・あなたはプログラマーを辞めた後、どうしたらいいか?

この記事を最後まで読んでいただくことで、プログラマーを辞めた人間のリアルな体験談や、あなたがプログラマーを辞めた後どうするといいのか?を知ることができます!

この記事を読んで、「プログラマーをやめてもいいかな?」というモヤモヤを払拭してくださいね。

  1. [体験談]僕はプログラマーをやめました。
    1. (きっかけ)大学でプログラミングを使っていた
    2. 新卒でプログラマーとして入社、合計1年半くらい頑張ったものの、どうしても無理だった
    3. プログラマーを辞めて、仕様設計の担当者になった
    4. その後、商品企画担当や、プロジェクトマネージャーなどを経験
    5. 僕自身、プログラマーをやめてどう思ったか?
  2. 僕がプログラマーを辞めた5つの理由
    1. プログラミング自体が合わない
    2. まわりにプログラマーとしてスゴい人が多く、勝てる気がしなかった
    3. このままキャリアを積んでいくイメージがわかなかった
    4. 僕自身に粘り強さがなかった
    5. 人間関係含め、精神的に辛かった
  3. 僕がプログラマーを辞めた後、どうなったか?
    1. プログラマーをやめたあと、やった仕事
    2. プログラマーをやめてよかったか?
  4. もしあなたがプログラマーを辞めた後、どのような選択肢があるか?
    1. 他のチームや会社で、環境を変えて働く
    2. プログラミングはしないものの、ソフトウェア開発に違う形で携わり続ける。
    3. 完全に違う仕事をする
  5. プログラマーをやめるときの注意点
    1. プログラマーをやめたい理由を、再度明確にしておく
    2. プログラマーをやめると、もう一度戻るのは難しいものと心得ておく
      1. 技術的に置いていかれる・ついていくのが難しい
      2. プログラマーに戻る時の面接で、面接官からのチェックが厳しくなる
    3. この後のキャリアを事前にしっかりと考えておく
  6. [最後に]プログラミングなどのスキルが不足している場合、スキルアップをすればプログラマーとして働き続けられるかも?

[体験談]僕はプログラマーをやめました。

[体験談]僕はプログラマーをやめました。

(きっかけ)大学でプログラミングを使っていた

僕は元々、大学の研究でプログラミングを使っていました。
研究では、「プログラミングを使ったアートを作る」という、一風変わったことをやっていました。

どんなものを作ろうかな?から考え始め、いいアイデアを思いついたら実際にプログラミングをして形にしていくことになります。
自分の作りたいものを考えて、それを形にする作業が非常に楽しく、僕の大学時代の後半はアート作品の制作とプログラミングの勉強に費やしました。

そんな経験をしたため、

「プログラミングって楽しいな。就職してもプログラミング関連の仕事をするのはアリだな」

と思っていました。

新卒でプログラマーとして入社、合計1年半くらい頑張ったものの、どうしても無理だった

そして新卒で就職活動をした結果、新卒ではメーカーにプログラマーとして内定をもらうことができました。

その時の僕は、

「アート作品が作れるくらいだから、自分のプログラマーとしての腕前はそこそこのレベルだろう」

このように思っていました。
ただ、実はこれが大きな間違いでした。

新卒で入った会社の周りにいる人は、大学で情報系の学科を専攻しているような人ばかりで、圧倒的にできる人たちだったのです。
僕は新卒で入った会社に入って1週間で、

「あ、これは来るところを間違えた・・・」

と思っていました。

プログラミングのスキル的に他の人に遠く及ばない状態なのはもちろん、その前提となるパソコンなど、ITリテラシーも他の社員に比べて劣っていました。

入社したその日に「パソコンのパーティション分けといて」と言われたのですが、僕はその「パーティション」が何なのかもわかっていませんでした。
周りの人が当たり前に知っていることを、僕は知らなかったのです。

さらに、新卒で働き始めたばかりということもあり、社会人としての基礎が出来上がっていないのも不幸でした。
論理的な思考力が欠けていたり、スケジュール管理能力が欠けていたりと、いくつもの苦労が重なってしまっていました。

はじめの頃は周りの人も暖かくフォローしてくれていたのですが、少しずつ

「これ、前も言ったよね?」
「こんなこともわからないの?」

といったような風当たりになってきました。

毎日が本当に辛く、会社をいつ辞めようか、毎日そんなことを考えていました。
今思えば、完全に落ちこぼれ社員でした。

プログラマーを辞めて、仕様設計の担当者になった

そんな状態でも長く仕事をしていれば少しずつ慣れてきたかな・・・と思う一方、やはり会社に貢献できている気がしませんでした
1年目の終わり頃になってもなかなか一人前の成果を出すことができず、焦っていたのもあります。

最終的に僕は、上司に「プログラマーをやめたいです」と切り出したのでした。

ちなみにその課には、プログラミングをするチームと、仕様設計を行っているチームの2つのチームがありました。
仕様設計は、「どのような画面遷移やボタンの配置にするといいか?」を決めるチームであり、プログラマーのチームに比べると、比較的入りやすいチームでした。

もちろん、仕様設計も奥を突き詰めれば非常に深いのですが、「簡単な仕様を決める」という意味では、プログラマーよりは楽です。

つまり、僕は不幸中の幸いで、プログラマーをやめたものの、同じ課の中で異動をするだけで、全く違う仕事をすることができました。
今でもその異動を認めてくれたチームの人や課長には感謝しています。

もし僕が新卒で入った課が「プログラミングをするチーム + 仕様設計をするチーム」という構成でなければ、僕の人生は大きく変わっていたでしょう。

その後、商品企画担当や、プロジェクトマネージャーなどを経験

仕様設計担当をやった後は、チームの都合で再度プログラマーに数年戻りましたが、転職もはさみつつ、品質保証担当、商品企画やプロジェクトマネージャーなどの仕事をやってきました。

プログラミングから少しずつ自分のできる幅を広げていくことで、ソフトウェア設計に関するほとんどの部分を経験することができました。

普通の人がプログラマー一筋でキャリアを積んでいく一方、僕は深さよりも広さで勝負をするキャリア、ということができるでしょう。

僕自身、プログラマーをやめてどう思ったか?

結果的には、あのときプログラマーをやめてよかったと思っています。

あのときプログラマーをやめたからこそ、「深さではなく広さ」という、他のプログラマーとは違う市場価値を身につけることができました。

ただ、これは「僕のケースは」という話であり、この記事を読んでくださっているあなたにも当てはまるかは別の話です。
僕は大学時代にプログラミングを使ったアート作品をつくっていた経験があり、商品企画や仕様設計などにも興味があったのも、プログラマーをやめたのがプラスに働いた理由の1つです。

もしあなたが、例えば全く違う営業などの職種からプログラマーに転職したのであれば、「プログラマーをやめてよいか?」は全く違う回答になると思います。

この記事では、こういった僕自信がプログラマーをやめた理由の詳細と、もしあなたが今後プログラマーをやめるときにどのようなことに気をつけるべきか?を説明します。

僕がプログラマーを辞めた5つの理由

僕がプログラマーを辞めた5つの理由

まずは僕がプログラマーを辞めた理由を5つ、紹介します。

プログラミング自体が合わない

いろいろな理由はありましたが、一番これが大きかったように思います。

学生の頃は「自分の好きなようにプログラミングをする」ことができました。
一方、会社でプログラマーとして働く以上、会社の方針に従う必要があります。

僕がプログラミングをするのは、「プログラミングが好き」というより、「自分の好きなものを作る手段として、プログラミングをしていた」という側面があります。

なので、「会社では自分の好きなものを作れない」となった以上、僕にとってプログラミングの目的の大部分を失ってしまったのです。

人によっては「何を作るのかは決めてほしい」という人もいますが、僕はそういうタイプではなかったようです。

僕以外のプログラマーはどんな感じ?
僕のまわりにいるプログラマーに聞いてみると、
「作るものを決めるのは苦手だから、誰かに決めてほしい」
「何か作るべきものを、最適な手段で作り上げたい」
このように考えている人が多かったように思います。
ですので、僕のように、「自分の作りたいものが作れないなら嫌だ!」なんて考えの持ち主は少数派かもしれません。

まわりにプログラマーとしてスゴい人が多く、勝てる気がしなかった

社会人になってプログラマーとして働き始めるまで、周りにこんなにレベルの高い人が多いとは思っていませんでした。

体験談のところでも説明しましたが、プログラマーの中にはとんでもないキャリアやスキルを持っている人がいたりします。

・大学や大学院で、情報系の学科を専攻していた。しかも、研究室では毎日7時間くらプログラミングしていた (普通の社会人と同じくらいプログラミングをしてきてる)
・前職がスタートアップ企業のCTOで、フロントエンドでもバックエンドでも、何でもいけちゃう

僕のスキルが足りなかったのもありますが、周りにすごいスキルを持つプログラマーがたくさんおり、全く勝てる気がしなかったのも理由の1つです。

このままキャリアを積んでいくイメージがわかなかった

プログラマーとしてキャリアを積んでいくイメージがわかなかったのも、プログラマーを辞めた1つの理由です。

僕が働いていたメーカーの場合、出来る人はリーダーをやり、30代後半や40歳くらいから課長になるパターンが一般的でした。

20代だった僕は、このあと10年くらいプログラマーとして仕事をした後にリーダーになり、課長になる・・・というキャリアが見えませんでした。

・10年間も毎日この仕事をするのか?
・本当にそのあとリーダーや課長になれればいいけど、その保証がどこにもないのでは?
・周りの人の方がスキルが優れているので、このままだと埋もれてしまうのでは?

プログラマーをしている頃の僕は、常にこのような不安を持っていました。

僕自身に粘り強さがなかった

僕自身に粘り強さがなかった

今振り返ると、あと数年、プログラマーを続けてもよかったかもしれない、と思います。
ただ、そのときの僕は粘り強さが足りませんでした。

プログラミングなどのスキルは、プログラマーを長い間続けていれば少しずつ身についていきます。
例えば僕があと5年、10年プログラマーを続けていれば、他の人に追いついて、プログラマーとして普通に仕事ができたかもしれません。

プログラマーをやめたときの僕は、その5年、10年を待つことができませんでした
そのときは、とにかくプログラミングのスキルがない自分が嫌で嫌で仕方なかったのです。

「出来る限り早くスキルを身につけて、優秀になりたい」

僕は、こんな風に考えていました。
人生を焦っていたのかもしれません。

そんな焦りから、プログラマーとしてスキルを蓄えるよりも、すぐにスキルが身につきそうな仕事に切り替えたのです。

とはいえ、仕様担当者にしてもプロジェクトマネージャーにしても、すぐにスキルが身につくなんてことはないことを思い知るのですが・・・。

今はあの時よりも多少、人生に余裕ができています。
もし今、あの時の僕に戻ったのであれば、「長い目で見てスキルが身につけばいいよね」という風に考えて、プログラマーを続けているかもしれません

人間関係含め、精神的に辛かった

まわりの人とあまりうまくいっていないこともあり、「プログラミングも辛いし、仕事自体も辛い」という時期もありました。
プログラミングが苦手でも周りの人とうまくいっていれば精神的にそれほど追い込まれることもなかったでしょう。

ただ、そのときはチームの人とうまくいっておらず、

「そんなこともできないの?」
「前にも言ったよね?」

という指摘を受けることもあり、非常に辛かったのを覚えています。
我ながら、この状態は不運だったと思います。

特に社会人になりたての頃は、社会人としての基本的なスキルが身についていないこともあり、特にプログラマーとしてのキャリアを挫折しがちです。

僕の場合、

・他の人が言っていることが理解するだけの、論理的なコミュニケーション能力が不足していた
・何が問題なのかを分析するだけの論理的な思考能力が不足していた
・その業界やプロジェクトの前提となる知識が不足していた

このように、ありとあらゆるものが不足している状態でした。
この状態でプログラミングまでできないとなると、八方塞がり・・・という状態になってしまいます。

これが、ある程度社会人歴が長くなれば、仕事がうまく行かない理由を分析し、問題の解決を図ることもできます。

僕がプログラマーを辞めた後、どうなったか?

僕がプログラマーを辞めた後、どうなったか?

プログラマーをやめたあと、やった仕事

僕はプログラマーを辞めた後、以下のような役割を経験しました。

・仕様担当者
・商品企画担当者
・プロジェクトマネージャー

他の人がプログラマーとして深く突き詰める一方、僕はソフトウェア開発に関する仕事を広く浅く経験してきたことになります。

もちろん、プログラミングのスキルだけを見れば、現役のプログラマーの人には遠く及びません。
ただ、その分、

・使い勝手やユーザビリティを考慮したソフトウェアの仕様を決める
・作った商品の見せ方を工夫する
・プロジェクトがスケジュール通りに進むようなチームの管理方法を工夫する

こういった、ソフトウェア開発に関する広い知識を身につけることができました。

プログラマーとして狭く深く追求する職人のような働き方も素敵ですが、僕のような、「広くて浅い」仕事の進め方も悪くないと思います。

そして、日本の企業はプログラマーよりもプロジェクトマネージャーなどの仕事に高い年収を支払う傾向があります。
あなたが「広く浅く見る」ようなポジションになることができれば、プログラマーのときよりも年収を上げられるかもしれません。

プログラマーをやめてよかったか?

結論からいうと、「やめてよかった。でも、もう少しスキルを積めていればもっとよかった」と思っています。

僕は今やっているプロジェクトマネージャーなど、プロジェクト全体を広く見る仕事の方が好きなので、プログラマーをやめたことを後悔していません。
プロジェクトマネージャーになったことで仕事のやりがいを感じる機会が増えましたし、年収も増え、自信をつけることもできました。

しかも、プログラマーをある程度の年数経験しているので、システムの基本的な考え方やプログラマーの人がどう思うか?などを理解できる強みも手に入れることができました。

もし僕が今、プログラマーを辞める直前の時期にタイムスリップしたとしても、やはりプログラマーを辞めることでしょう。

一方、プログラマーをやめることによって、どうしても技術的な経験やスキルの習得ができる機会は減ってしまいます

プログラマーをやめた後、僕は独学でプログラミングを勉強していましたが、どうしても最新の技術に追いつくことができませんでした。
感覚としては、プログラマーをやめて半年〜1年くらい経った時点で、「技術的には浦島太郎になったな」と感じました。

そのくらいプログラミングに関する技術の進化は早いですし、仕事でプログラミングをやらなくなると、その流れについていけなくなります。
もちろんプログラマーをやめた後でも問題なく技術についていける人はいると思います。
ただ、僕にとっては、到底不可能でした。

もしあなたがプログラマーを辞めた後、どのような選択肢があるか?

もしあなたがプログラマーを辞めた後、どのような選択肢があるか?

それでは続いて、もしあなたがプログラマーをやめた後、どのような立ち振舞いをすればいいか、考えてみましょう。

おそらく、プログラマーをやめた後の選択肢は、

・プログラマーをやめたいと思った本当の理由が何か?
・プログラミングやソフトウェア開発が好きかどうか?

これらの要素によって決まってくるでしょう。

他のチームや会社で、環境を変えて働く

もしあなたが「プログラマーをやめたい」と思う理由が周りの人との人間関係だった場合、一度他のチームに異動したり、転職をして環境を変えて働いてみるとよいかもしれません。

僕も過去にプログラマーとしていくつものチームを渡り歩いてきましたが、雰囲気はかなり異なります。
実力主義であまり教えてくれないところもあれば、とにかくチームで仲良く仕事をするところもあります。

プログラマーをやめたいと思う理由を一度深く考えてみて、

・プログラミングがどうしてもやりたくないのか?
・周りの人とうまくいっていないことが原因なのか?

を見極めてみることをオススメします。

もしプログラミングを続けてたいな、と思うのであれば、一度別のチームや会社を見てみるのがよいでしょう。

プログラミングはしないものの、ソフトウェア開発に違う形で携わり続ける。

僕と同じ選択肢になります。
プログラマー以外の、プロジェクトマネージャーや仕様担当者・企画担当者になる道です。

プログラミングの作業自体は苦手ではあるものの、ソフトウェア開発が楽しいと思える場合やIT業界でやっていきたいと思う場合は、この選択肢をオススメします。

プログラマーのまわりには、実にいろいろな仕事が存在します。
そんな仕事をする上では、プログラマーの経験があることが非常に強みになります。

「過去に一度でもプログラマーとして働いていた」というだけで、ソフトウェア開発に関連する仕事で活躍することができるでしょう。

完全に違う仕事をする

もう「ソフトウェア開発に携わりたくない!」と思うのであれば、完全に違う仕事をするのもよいでしょう。
もし他の仕事に転職したからといって、プログラマーで身につけたスキルや経験が無駄になるわけではありません。

プログラマーで働いていると、他の仕事と比べてITスキルはかなり高まります。
パソコンの使い方や、ネットワーク、セキュリティやスマホに至るまで、あなたは他の人よりも圧倒的に多くの知識を持っているはずです。

一度プログラマーとして働いた経験とスキルがあれば、他の仕事では、かなりハイレベルなITリテラシーを持っている状態になります。
特にITに疎い業界や会社に転職するのであれば、「システムまわりの不明点はあなたに聞けば解決する」という状態になり、社内の人から頼られる存在になれるでしょう。

プログラマーをやめるときの注意点

プログラマーをやめるときの注意点

最後に、プログラマーをやめるときの注意点をまとめておきます。

プログラマーをやめたい理由を、再度明確にしておく

思い切ってプログラマーをやめる前に、改めて「何故プログラマーを辞めるのか?」を自問自答しておきましょう。

特に、「プログラマーをやめたい!」と思う直前は、ほとんどのケースで精神的にネガティブになっています。

「勢いでプログラマーをやめたけど、もしかするとやめない方がよかったかも」という後悔を防ぐためにも、プログラマーをやめたい理由を明確にするのはオススメです。

具体的には、以下のようなポイントを考えてみるのがよいでしょう。

プログラマーをやめる前に確認したい事項
・プログラマーの仕事の何が嫌か?(例: プログラミング自体をしたくない、難易度が難しすぎる、人間関係が嫌だ、など)
・嫌なポイントを改善するために、できるだけの努力はしたか?
・次の仕事ではその嫌なポイントが改善できそうか?

最低限これらのポイントを踏まえておけば、プログラマーをやめた後に後悔する確率は減らせます。

プログラマーをやめると、もう一度戻るのは難しいものと心得ておく

プログラマーをやめるときの現実ですが、プログラマーをやめて別の仕事をした後、もう一度プログラマーに戻るのは厳しいです。

これは、2つの意味合いがあります。

技術的に置いていかれる・ついていくのが難しい

ここまでも紹介している通り、IT技術は凄まじいスピードで進化しています。
プログラマーをやめて数ヶ月も経つと、あっという間についていけなります。

最新のフレームワークやプログラミング言語は日々進化しているので、特にWeb系など最新の技術が求められるプログラマーをやっているのであれば、途中でやめることが大きなビハインドになります。

さらに、プログラミングをしていないと、プログラミングなどのスキルも衰えていきます。
もちろん再度勉強をすれば少しずつ思い出してくるのですが、それでもある程度の時間かかってしまいます。

プログラマーに戻る時の面接で、面接官からのチェックが厳しくなる

プログラマーに戻る時の面接で、面接官からのチェックが厳しくなる

「プログラマーをやめて別の仕事をした人」は、面接の場では「プログラマー経験のある、別の仕事ができる人」という扱いになります。
面接では基本的に一番最後の経歴を最重要視します。
ですので、一度プログラマーをやめた後、再度プログラマーになるのは面接でかなり苦労すると考えておきましょう。

僕の面接官としての感覚
僕は現職でマネージャーをやっているので人の面接もします。
もし「一度プログラマーをやめて別の仕事をした後、再度プログラマーとして雇ってください」という人がきた場合、僕は120%、以下のように警戒します。
「何故、今からプログラマーに戻るんだろう?」
「プログラマーとして採用した後、また同じようにプログラマーをやめてしまうのではないか?」

この後のキャリアを事前にしっかりと考えておく

特にプログラマーをやめてソフトウェア開発ではない仕事をする場合、キャリアが分断されてしまう可能性があります。

これまでに培ったプログラミングのスキルを行かせない仕事をする場合、あなたがこれまで育ててきた武器を手放して戦うことになります。
そうなると他の人と比べて圧倒的に不利になってしまうので、特にソフトウェア開発以外の仕事をやりたい場合は、キャリアプランはしっかり考えておきましょう

例えば、以下のような説明ができるようになっておくとよいでしょう。

ソフトウェア開発以外の仕事をするときの、キャリアの説明の例
・これまでプログラマーの立場でソフトウェア開発を行い、お客様の問題を解決しようとした
・ただ、仕事をしていく中で、プログラマーとしては解決できない、お客様の本質的な悩みがあることに気づいた
・そこで、プログラマーではなく、よりお客様と近い営業職として、そういった問題を解決したい

[最後に]プログラミングなどのスキルが不足している場合、スキルアップをすればプログラマーとして働き続けられるかも?

[最後に]プログラミングなどのスキルが不足している場合、スキルアップをすればプログラマーとして働き続けられるかも?

ここまで、僕自身がプログラマーをやめた経験や、プログラマーをやめるときの注意点を紹介してきました。
プログラマーをやめた後どうなったか?という具体的な事例や、実際にやめるときに何を注意すべきか?が分かったのではないかと思います。

ちなみに僕がプログラマーをやっていたときと今では、随分と環境が変わってきていると感じています。

僕がプログラマーをやっていた頃(10年くらい前)は、プログラミングのスキルやソフトウェア開発の経験を積める場が、実際の業務の中で実地訓練をするしかありませんでした。

実際の業務ではリアルな経験ができる一方、そこでついていけない人はプログラマーをやめるしかなかったのです。

一方、現在はプログラミングスクールなど、実際の仕事以外でプログラミングやソフトウェア開発の経験ができる場も登場してきています。

もしあなたが、「プログラマーは好きなんだけど、スキル的についていけないからやめるしかないかな・・・」と思っているのであれば、プログラミングスクールで学び直すのも1つの良いアイデアです。
多くのプログラミングスクールでは、実践的な教材を使いつつ不明点があれば講師に教えてもらうことができます。

実践のプロジェクトだと「使えないヤツ」と思われておしまいです。
一方、プログラミングスクールであれば、「使えないヤツ」なんて思われることはなく、スキルを身につけることができます

僕のプログラマーとしての経験を踏まえた、オススメのプログラミングスクールは、以下の記事にまとめています。

「スキル的についていけないから、プログラマーをやめるしかないかな・・・」

と思っているのであれば、是非この記事を読んでみてください。
あなたがプログラマーをやっていきたいと思っているのに辞めてしまうのは非常にもったいないと考えています。

この記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

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