こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、プログラミングの学習をしているときに、

「プログラミングを勉強してるけど、特に作りたいものってないんだよなぁ・・・」
「『作りたいものを作りなさい』と言われるけど、思いつかないよ?」
「ポートフォリオとして使えるWebサービスやアプリなどを考えたいが、いいアイデアが思いつかない」
このように迷っているのではないでしょうか?
プログラミングを学習していると言われる、「作りたいものを作りましょう」という言葉。
もしあなたが「新しいアイデアを考えるのが苦手だー!」という人の場合、「作りたいものを作りましょう」って、苦痛以外の何ものでもないですよね。
そこでこの記事では、そんな「プログラミングで作りたいものがない」というあなたに、以下の内容を説明します。

・作りたいものなんて何でもいい、もっと言うと無くてもいい理由
・プログラミングの学習で「作りたいものをつくるべき」と言われる理由
・プログラミングで作りたいものを見つけるコツ
この記事を読み終わる頃には、作りたいものがないからと言って焦る必要がないことがわかりますし、作りたいものをひねり出すための方法も知ることができます。
さらに、記事の最後にはプログラミングの学習を続ける上で「作りたいものがあるかどうか?」以上に大事なことをお伝えします。
最後までしっかりと読んで、プログラミングの学習を効率よく進めたり、あなたの目標を達成してくださいね!
元々作りたいものを作るのが苦手だった僕が、芸術系の大学でプログラミングをやった経験談と、この記事の信頼性

僕は「実家から近い」という理由だけで、実家から歩いて10分くらいの距離にある大学に通いました。
その大学は、半分工学系、そして半分芸術系でした。
工学も芸術もやる、非常にユニークなカリキュラムになっており、非常に楽しかった記憶があります。
そんな大学で、僕は「プログラミングでアート作品を作る」という研究室に配属になり、日々、新しいアイデアを出したりプログラミングでアート作品を作ったりしていました。
ここだけ聞くと、元々僕が「アイデアが出すのが得意な人」に見えるかもしれません。
ただ、それまでの僕はそれとはむしろ正反対でした。
学校の図工の授業で「好きなものの絵を描いてみましょう」というお題に対して、長い間悩んだ挙げ句、隣の人の描いているものを完コピするくらいには、新しいアイデアを出すのが苦手でした。
「新しいアイデアを出す」とはどういうことか?が分かってなかったですし、そのアイデアを他の人に見せた結果、「そんなアイデアしか出てこないの?」というように笑われるのが怖かったのです。

「作りたいものを作るとか、好きなものの絵を描くとか、本当にイヤ・・・!」
本気でそう思っていました。
ただ、「プログラミングを使ってアートを作る」ような一風変わった研究室に配属された以上、「作りたいものを作る」必要が出てきます。
そこで僕は初めて、「アイデア出し」や「作りたいものを作る」という経験をしました。
アイデア出しの手法で比較的有名な「ブレインストーミング」をやったり、アイデアを付箋に書き出して、「クリエイティブっぽい」こともやったりしました。
そして、自分が出したアイデアが論理的に面白いか?を考えることもやってみました。
この記事は、そんな元々アイデアを出すのが苦手な僕の、以下のような経験を元に書いています。
・プログラミングで「作りたいもの」を決めた経験
ですので、「プログラミングで作りたいものとか無いよ!」と思っているあなたと非常に近い境遇にあったと言えるでしょう。
プログラミングで何か作りたいものを作らないといけない・・・!
そんな風に思っているあなたには、非常に参考になる記事だと思います。
[結論]「作りたいもの」は何でもいい。すごいものでなくていいので、肩の力を抜いて考えよう
![[結論]「作りたいもの」は何でもいい。すごいものでなくていいので、肩の力を抜いて考えよう](https://www.mame-blog.site/wp-content/uploads/2021/12/come-up-with-ideas-for-programming03-1024x683.jpg)
プログラミング学習で「つくりたいもの」は、何でもいい。
「プログラミングで作りたいものを作ってみましょう」と言われて、あなたが

「そんな作りたいものとかないんだけどな・・・」
と考えている場合、「すごいものを考えないといけない!」と無意識のうちに思ったりしていませんか?
もしあなたが今、アイデアコンテストに応募しているのであれば、「すごいもの」である必要はあるかもしれません。
でも、今あなたがやりたいのは「プログラミングのスキルを身につけること」ですよね?
つまり、プログラミングのスキルが身につけば作るものは何でもいいのです。
ものすごい、誰も聞いたことがないような斬新なものでなくてもいいんです。
こう考えると、作りたいものを考えるのが少しだけ楽になりませんか?
プログラミング学習で「作りたいもの」を作るメリット
プログラミングの学習の文脈で「作りたいものを作りましょう」と言われる理由は何かわかりますか?
この記事の後半でもより詳しく紹介しますが、結論からお伝えすると、作りたいものがあればより実践的な経験やできたりスキルは身につきやすいし、挫折する可能性を減らせるからです。
作りたいものがない状態で、いつまでも教科書に書いているサンプルプログラムを写経しているだけだと、いつまで経ってもその粋を出ません。
応用力が身につかないのです。
作りたいものをつくる = サンプルプログラムにはないプログラミングをすることになります。
そうすると、見慣れないエラーが出てきたり、あなた自身でいろいろと調べる部分も出てくるでしょう。
言い換えると、作りたいものをつくると、非常に実践に近い環境に身を置くことができるのです。
つまり、「作りたいものを作る」のは、実践的な経験をしたり、スキルを身につけるための手段なのです。
極端に言えば、実践的な経験をしたりスキルが身につくのであれば、カレンダーアプリでもメモ帳でも何でもいいということになります。
「作りたいものを作る」というと、すごいサービスやアプリを作らないといけない!なんてプレッシャーを感じてしまいそうですが、そんなことはありません。
ぶっちゃけ、何でもいいのです。
プログラミングの学習において、あなたが「メモアプリを作りたい!」「メモアプリしか思いつかない!」というのであればメモアプリを作ったらいいのです。
その内容に、誰も文句は言いません。
だって、目標は「プログラミングの実践的な経験をしたりスキルを身につけること」ですから。
むしろ、プログラミングの学習において、「作りたいもの」をこだわりすぎない方がいい
そしてもう1つ大事なことが、「プログラミングの学習において、『作りたいもの』にこだわりすぎないこと」をオススメします。
「つくりたいもの」のアイデアを検討するのにも、非常に長い時間がかかります。
そのアイデアの新規性なども考え始めると、数ヶ月単位で時間がかかってしまうこともあります。
アート作品のアイデアを固めたり、一般企業が企画案をまとめるのであればそのくらい時間をかけてもよいでしょう。
僕も大学のときはアート作品のアイデアを固めるのには数ヶ月かけていました。
就職してから商品企画をやっているときは、1年くらいかけて商品企画をまとめ上げていました。
アーティストとして活動したり、実際の企業が行う商品企画であれば、徹底的にこだわるべきです。
ただ、あなたは今、プログラミングの勉強をしていますよね?
なので、まず優先すべきは「いかに早くプログラミングのスキルを向上させるか?」です。
言い換えると、完璧なアイデアを考えることは、優先度が低いです。
むしろ、それがメモアプリであったとしても、さっと作るものを決めて、できる限り早く手を動かし始めるのがオススメです。
作りたいものが見つからないと言って、焦らなくても大丈夫

「そんなこと言っても、まわりの人はオリジナルなサービスを考えついていて、自分だけメモアプリは恥ずかしい」
と思っているかもしれません。
ただ、安心してください。
僕の周りにいる凄腕のエンジニアでも、作りたいものを考えるのは苦手です。
プログラマーやエンジニアの多くは、「誰かが困っていることを解決したい」とモチベーションを持っています。
自主的に作りたいものを考えられなくてもプログラマーにはなれるし、そこで活躍することもできます。
「作りたいもの」なんてなくてもプログラマーになれます。
こう考えると、「作りたいものがない!」といって焦る必要がないことがわかりますよね?
とはいえ、この記事を読んでくださっているあなたには、「何とか作りたいものを思いつきたい」という気持ちもあるでしょう。
そこで次の章では、その一歩目として、「プログラミング学習で作りたいものを作ろう」と言われる理由を改めて紹介したいと思います。
プログラミング学習で、「作りたいものを作ろう」と言われる理由は?

ここでは、プログラミングの学習で「作りたいものを作る」理由とそのメリットをまとめます。
実践的なスキルを身につけることができる
あなたが作りたいものは、この世で1つだけの作品です。
つまり、教科書に載っているようなサンプルプログラムとは完全に異なります。
サンプルプログラムを動かしているだけであれば、そこで発生したエラーは、教科書に載っていたり、他の人にも確認しやすいでしょう。
一方、あなたが作りたいものを作っているときに発生したエラーは、あなたの作っているものや利用しているプログラミング言語、使っている環境によります。
ですので、エラーが起きた場合はあなたが頭を使って自力で解決する必要がある場合がほとんどです。
APIドキュメントを読んだり、Googleで検索して類似のエラーの解決方法を調べたり・・・。
サンプルプログラムを動かしているときとは全く質の異なる難しさになります。
非常に大変なのは間違いありませんが、ここでの経験やスキルは、プログラマーとして活動する上では必須の実践的なスキルです。
作りたいものをつくることで、そんな必須のスキルを、一番最短距離で身につけることができます。
プログラミングの学習で挫折しづらくなる
プログラミングは非常に挫折しやすいスキルです。
初心者の頃は、何から始めたらいいか分かりづらいですよね?
また、この記事を読んでくださっているあなたも、何回な難解なエラーにハマったことがあるのは一度や二度ではないでしょう。
さらに、ある程度のスキルに到達するまでに1000時間くらい勉強する必要があったりします。
※プログラミングの習得に1000時間かかる理由は、「【真似するな】プログラミングを1000時間学習しても習得できない方法」を読んでみてください。
正直、本当に大変なばかりです。
そんな中、あなたの心を支えてくれるのが「あなたの作りたいもの」です。
「作りたいもの」という目標があれば、多少の困難であれば乗り越えることができます。
「作りたいものを作り上げる」という目標に向かってプログラミングの学習を頑張ることができるようになるのです。
「自分がゼロからサービスやアプリの企画をして作り上げた」という経験はプログラマー転職をするときにも使える
作りたいものを作り上げることができれば、その成果はポートフォリオとしてプログラマーの転職活動に使ったり、あなたが運用しているSNSに実績として載せることができます。
あなたがこれからプログラマーを目指す場合、転職活動で面接に行く企業から見ると、あなたのプログラマーとしての実績は何もありません。
RPGで言えば、まさに素手でラスボスに戦いを挑むようなものです。
これだとなかなか勝つこともできないですよね。
一方、もしあなたが作りたいものを作り上げることができれば、そのWebサービスやアプリを実績として説明することができます。
Webサービスやアプリを一人で作り上げられる = プログラミングに関してはある程度の知識があることの証明になりますから、未経験からプログラマーを目指す上では非常に強い武器になります。
プログラミングで作りたいものがないときの理由と対策3つ

ここまでで、「作りたいものを作る」ことのメリットが分かったかと思います。
続いて、そんな「作りたいものが思いつかない」のが何故なのか?その理由と対策を大きく3つに分けて説明します。
プログラミングで何ができるか分からない
突然ですが、あなたはハサミを使えますか?
紙などを切る、あのハサミです。
おそらく、問題なく使えるでしょう。
どうやって切るか?どんなものなら切れるか?どんなものは切れないか?など理解しているでしょう。
これは、ハサミがどのようなものかを知っていたり、使い方を理解しているからです。
プログラミングで「作りたいものが作れない」という場合の1つの原因は、「プログラミングで何ができるか分からない」という場合があります。
例えば「データベース」というものを知らなければ、情報を保存するような作りたいものは思いつかないでしょう。
これと同じで、プログラミング初心者のうちは「プログラミングで何ができるか?」を理解できてないために、アイデアが思いつかないことがあります。
知識が無かったり少なかったりすると、組み合わせる素材が少ないため、どうしてもアイデアを発想しづらくなります。
そんなあなたが作りたいものを考えられるようになるための対策は、プログラミングを習得していくことです。
おそらく、最初はあまりいいものを思いつかないでしょう。
ただ、教材に沿って勉強していったり、あまり良くないアイデアだったとしても作りたいものを作っていけば、少しずつ手元の引き出しが増えていきます。
その結果、より幅の広い「作りたいもの」を考えられるようになります。
プログラミングを勉強することの目的や方向性が定まっていない
一言で「作りたいもの」と言っても、いろいろなパターンがあります。
・スマホアプリ
・AI技術を使ったもの
・ゲーム関連のもの
などなど・・・。
あなたはプログラミングを勉強してどんなプログラマーやエンジニアになりたいか、目標は持っていますか?
もしかすると、「プログラマーやエンジニアの種類とか決まってないなぁ・・・」という迷いが、作りたいものがない原因なのかもしれません。
仮にあなたがAIエンジニアになりたいとすると、おのずと作りたいものは機械学習を使ったり、AIに関連したものになるでしょう。
まだ具体的なプログラマーやエンジニアの種類を考えきれていない場合は、一度作りたいものを考えるのをやめて、どんなエンジニアになりたいか?を考えてみるのをオススメします。
ちなみにエンジニアの種類は以下の記事にまとめていますので、エンジニアの種類を知りたい!という人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
作りたいものを発想するのが苦手
日本人にはこのパターンが非常に多い気がします。
僕もこれに該当しているので、気持ちは非常によくわかります。
いきなり「作りたいものを作りなさい」なんて言われても、正直困りますよね。
そもそも日本の教育が、「作りたいものを考えて作る」ことを教えません。
こんな教育がほとんどですよね。
ですので、おそらくあなたは人生の中で「作りたいものを作る」ことはほぼやったことがないでしょう。
やったことがないのであれば、できなくても当然です。
ただ、言い換えるとやればできるようになります。
自転車に乗るのと同じで、作りたいものを考えたりアイデアを発想するのは練習すれば誰でもできます。
そこで、次の章では、僕の芸術系の大学で学んだ、作りたいものを見つけたり、アイデアを発想するためのコツをお伝えします。
(芸術系大学で学んだ方法)作りたいものを見つける方法やコツ

この章では、「プログラミングで作りたいものがない」と悩んでいるあなたに向けて、作りたいものを見つけるためのコツややり方をお伝えします。
ここに書いてある内容は僕が芸術系の大学を在学中にいろいろなアイデア系の本を読んだり、授業の中で学んだ内容です。
さらに、社会人になってからも「コンセプトメイキング」などには興味があり、結構多くの本を読んできました。
ここから先は、そんなノウハウをギュッと凝縮してお伝えします。
あなた自身が今困っているものや、日常生活でほしいものを考えてみましょう
まず、一番シンプルなやり方は、あなた自身が困っているもの・日常生活でほしいものを考えることです。
例えばこの記事を読んでいるあなたであれば、

「プログラミングで作りたいものがない!アイデアが出てこない」
このように悩んでいるのではないでしょうか。
これって、立派な「あなたがほしいもの」ですよね。
はい、「プログラミングで作りたいものを自動的に提案してくれるWebサービスやアプリ」というアイデアが出来上がりました。
ここで紹介したのはほんの一例ですが、普段、通勤・通学中やお風呂に入っている間に、「普段困っていることって何かな?」というのを考えると、アイデアをひねり出すことができます。
ここで出てきたアイデアは、スマホのメモアプリなどにメモしておくようにしましょう。
できれば、「何故あなたがそのアイデアがいいと思ったか」までメモできるとより良いです。
思いついただけのアイデアって、非常に忘れやすく、5分も経てば忘れてしまいます。
ですので、できる限り早くそのアイデアと、それがいいと思った理由を書き留めておくようにしましょう。
僕はEvernoteを使ったり、Gmailの新規メールのフォームを立ち上げて、そこにテキストでメモを残すようにしておきます。
友達に何がほしいか聞いてみる
1つ目と違いですが、もし近くに気軽に話せる友達がいるのであれば、「最近困っていることは何?」と聞いてみるのもいいアイデアです。
当然ですが、あなたと友達は違う人間です。
違う人間であれば考えていることも悩んでいる内容も異なるため、思わぬいいアイデアをもらえることもあります。
もしあなただけで考えるのに煮詰まってしまったら、友達に聞いてみるのもよいでしょう。
ブレインストーミングをやってみる
一般的に「ブレスト」という名前で呼ばれることもあります。
「とにかくアイデアは出しまくる」というアイデアの出し方です。
これを読んでいるあなたも、学校や会社でやったことがあるかもしれません。
やり方はシンプルです。
・1つの付箋に1つのアイデアを書いていく。
以上です。
ブレインストーミングで大事なのは、アイデアが5個とか10個くらいで満足しないことです。
付箋は100枚用意していると思いますので、100個、アイデアを出す勢いでいきましょう。
一般的に「アイデアが出てこない」という人は、数分考えただけで考えることをやめてしまう傾向にあります。
ただ、プログラミングの勉強も、アイデアを出すのも一緒です。
プログラミングの勉強も時間をかけないと学習できないですよね?
アイデアを出すのもそれと一緒で、ある程度時間をかけないと「これはいい!」と思えるアイデアは出てきません。
付箋100枚を埋めるつもりでアイデアを出していくと、頭からアイデアが絞り出されてきます。
表面的でいつも使っている脳の部位とは違う部位を使うのかは分かりませんが、しばらく頑張っていると突然いいアイデアが湧いてくることもあります。
「作りたいものが思いつかない」と思っているのであれば、一度ブレインストーミングにもチャレンジしてみましょう。
マンダラートを埋める

これも実際はブレインストーミングの派生型と言えるかもしれません。
○×ゲームで使うような、3×3の枠を用意し、その中央に、考えたいキーワードを書きます。
例えば、「プログラミング」というキーワードを埋めたとしましょう。
その周りの8マスに、「プログラミング」から連想される言葉を書いてみましょう。
例えば、
・今頑張って勉強中
・大変
・Webサービス
・GAFA
・プログラミングスクール
・肩が凝る
・めっちゃ難しい
・プログラマーになりたい
などなど・・・。
おそらく、最初はどうでもいいアイデアばかりが出てくると思います。
でも、それでも大丈夫です。
3×3のマスの、まわりの8つに書いた言葉の中で、あなたが「これはいいかも?」と思う言葉を選びましょう。
例えば、「肩が凝る」を選んだとします。
「プログラミング」「肩が凝る」をかけ合わせると、どんなアイデアが出てくるか、考えてみましょう。
・肩が凝らないような、簡単なプログラミング言語
・プログラミング中に肩が凝りそうになったら、「ストレッチしましょう」と教えてくれるサービス
などなど・・・。
ちょっと面白そうなアイデアになりましたよね?
マンダラートを使うと、これまで発想した言葉と簡単に掛け合わせることができるのが特徴です。
もし、周りの8つのマスを埋めてもいいアイデアが出てこなかったら、もう一度8つのマスを新しく埋めても大丈夫です。
あるいは、埋めた8つのマスのキーワードを選び、それを3×3のマスの中央に書いて、再度周りの8マスを埋めるのでも大丈夫です。
マンダラートは非常にシンプルなアイデア創出方法ですが、非常に活用の幅が広いのが特徴です。
もし煮詰まったらちょっと休憩してみる
ここまででいくつか、アイデアを出す方法を紹介してきました。
これらのやり方を使えば、プログラミングで作りたいものを考えるのが少しは楽になるかと思います。
とはいえ、場合によっては、「どう考えてもアイデアが出てこない!」ということもあるかもしれません。
そのときは、一度アイデアを考えるのをやめて、ゆっくりお風呂にでも浸かってゆっくりしてきてください。
「アイデアが出てこない!」というあなたの頭はオーバーヒートして疲れてしまっている状態です。
その状態で一度頭をリラックス状態にしてあげることで、自然とアイデアとアイデアの掛け合わせが起きていいアイデアをひらめくこともあります。
アイデアが出てきたら・・・それを「企画」にしよう
ここまでで出てきたアイデアは、まだ実現方法が検討できていません。
続いては、それを「企画」、つまりプログラミングで実現できる形に落とし込む必要があります。
「企画」を考えるときは、5W1H (誰が、いつ、どこで、どのように、何故、どうやって)使うものか?を考えるのが一番簡単です。
例えば、先程紹介した「プログラミング中に肩が凝りそうになったら、「ストレッチしましょう」と教えてくれるサービス」の場合、
「あなたがプログラミングの勉強をしていて、パソコンに向かってキーボードを1時間以上タイピングしていたら、それを検出して「そろそろ休憩しませんか?」という通知を表示する」
という風になります。
「企画にする」という部分も非常に奥が深いので、この記事ではここまでにしておきます。

[重要]「作りたいものを作る」ことが目的になってはいけない
![[重要]「作りたいものを作る」ことが目的になってはいけない](https://www.mame-blog.site/wp-content/uploads/2021/12/come-up-with-ideas-for-programming08-1024x683.jpg)
この記事では、「作りたいものを作る」ことの位置づけやその方法を説明してきました。
プログラミングの勉強において「作りたいものを作る」ことは非常に重要です。
ただ、頑張って作りたいもの自体を考えすぎる必要はありません。
何故なら、あなたはプログラミングの勉強をしているのであって、アイデアコンテストに応募しているわけではないからです。
プログラミングの勉強をしていると、目の前の作業に集中するあまり、プログラミングを勉強する本来の目的を忘れてしまうことがあります。
プログラミングはあくまで手段です。
勉強しているあなたには、元々達成したかった目標があるはずです。
それがプログラマーに転職することでも、フリーランスエンジニアとして案件を獲得することでも何でも問題ありません。
何でも問題ないので、「あなたが本当にやりたい目的」を忘れないようにして勉強をしてください。
この記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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