こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、

「エンジニアのインターンって何?参加すべきなの?」
「エンジニアのインターンがオススメな理由は?」
「エンジニアのインターンに参加する前に準備すべきものは何?」
このように思っているのではないでしょうか。
これまでインターンをやったこともないのに、その上エンジニアのインターンってなると、どんなものなのか?そしてどんな準備をしたらいいのか?など分からないですよね。
そこでこの記事では、以下のような内容を説明します。

・エンジニアのインターンとは何か?
・インターンシップの目的
・何故エンジニアのインターンがオススメか?
・エンジニアインターンを探す方法
・エンジニアインターンは、プログラミングとかエンジニア未経験でも大丈夫?
・エンジニアインターンに参加するために必要なプログラミングの勉強方法
この記事を読むことで、エンジニアのインターンに関する、網羅的な知識をつけることができます。
しっかりと最後まで読んで、エンジニアのインターンを攻略&あなたの人生を有利に進めましょう!
この記事の信頼性
僕自身はエンジニアのインターンには参加していません。
そのせいもあってか、就職活動は人並みに苦労しました。
そこそこの数の企業にお祈りをされた経験を持ちます。
社会人エンジニアとして経験を積んだ今振り返ると、

インターンに参加しておくことでもっといい自己アピールができただろうなぁ。
結果、もっとたくさん内定もらえたんだろうなぁ・・・。
このように思っています。
また、僕が以前にいた会社ではインターンを募集していました。
そこでの仕事内容を見ていて、エンジニアインターンに必要なレベルは理解できています。
この記事は、こういった僕自身の経験を元に書いています。
前提: エンジニアのインターンには参加した方がいいか?

結論としては、「今後エンジニアになりたいのであれば、エンジニアのインターンには参加した方がよい」です。
大きな理由は以下の3つです。

・プログラミングなど、エンジニアで必要なスキルがつく
・学生のうちから社会人の働き方を知ることができる
・長期のインターンであれば、給料をもらいながら働ける場合がある。
それぞれ、もう少し解説します。
現役エンジニアと働くことで、現場で使えるプログラミングなどのスキルがつく
長期のエンジニアのインターンに参加すると、プログラミングなどの作業を行うことになります。

あなたもすでにご存知かと思いますが、プログラミングなどのスキルはエンジニアとして就職する上では必須です。
プログラミングができないと、エンジニアとして就職できなかったり、就職できたとしても非常に大変な思いをする可能性があります。
エンジニアのインターンに参加すると、必然的に社会人の中に混じって作業することになり、必要なスキルのレベルアップをすることができます。
学生のうちから社会人の働き方を知ることができる
学生が勉強するのと社会人が働くのは、全く異なります。
そして、ほとんどの人が社会人になって初めて「働く」という経験をします。
人によっては、働き始めた直後は学生時代と大きく異なる環境ややり方のため、大きなストレスがかかります。
一方、学生時代にインターンを経験しておくことによって、社会人になった後にスムーズに仕事に入り込むことができます。
また、就職の面接のときも社会人のの働き方を知っていれば、より社会人として求められているものをアピールすることも可能になります。
このように、インターンに参加して社会人の働き方をあらかじめ知っておくのはいろいろなメリットがあります。
長期のインターンであれば、給料をもらいながら働ける場合がある。
長期のインターンだと、給料をもらいながら働くけるものがあります。
例えば時給が1200円で1日8時間、週に3回のインターンに参加する場合、合計すると1ヶ月10万円以上を稼げることになります。
他のバイトと比較しても同等もしくはそれ以上の金額を給与としてもらうことができます。
社会人としての経験を積みつつ、スキルを身につけつつ給料を貰えるのは嬉しいですね。
そんなオススメのインターンの詳細を、ここから説明していきます。
まず、「エンジニアのインターン」とは何か?を見ていきましょう。
エンジニアのインターンとは何か?

インターンシップの概要
「インターン」は、正式には「インターンシップ」といいます。
企業が学生を一時的に受け入れて、研修や実際の業務を行うもので、働くことや業務に対する理解を深めることを目的としています。
参加する大学生にはもちろん、受け入れる企業、そして学生が所属する大学にもメリットがあるため、少しずつインターンをやることも一般的になってきています。
企業も、大企業からスタートアップまで、いろいろなところが参加しています。
インターンの種類
インターンの種類は大きく分けると、「短期」と「長期」の2つがあります。
短期インターン
1日〜1週間くらいの短い期間で行われる就業体験です。
座学で企業の説明を受けたり、グループワープを行ったり、場合によっては簡単な仕事をやらせてくれるものもあります。
短期間なので、あなた次第で複数のインターンに参加し、たくさんの企業や業界の雰囲気を知ることが可能です。
違う業界の企業を選ぶことで、業界研究として使うこともできます。
ただ、短期であるために、業務に深く関わることができません。
企業の人事やインターン担当者などの代表者との接点はできるのですが、リアルな現場の人との接点は少し作りづらい傾向にあります。
また、インターンに参加しても給与が発生するところはほとんどありません。
長期インターン
3ヶ月、半年、1年などの比較的長期のインターンのことを指します。
実際の業務に携わり、企業の社員と同じような仕事に取り組みます。
長期インターンは実際の仕事に関与できるため、スキルアップできることが一番のメリットでしょう。
挨拶の仕方やメモのとり方など基本的なところから、エンジニアのインターンであればプログラミングスキルや不具合の修正スキルなど、現場で必要とされるスキルを一通り身につけることができます。
また、短期インターンと違い、給料が出るところも多く、「働いてお金をもらう」という体験ができるのも大きいメリットです。
長期インターン企業の場合、企業は即戦力を求めていることが多く、「エンジニアインターン志望なのにプログラミング未経験」とかだと、採用されない可能性があります。
インターン終了後、あなたが優秀であることが認められた場合は正社員登用の話を持ちかけられることもあります。
以上が短期・長期インターンの違いです。
読んでいただければ分かる通り、短期インターンは特に準備がなくても、比較的簡単に参加することができます。
一方、長期インターンは参加するハードルも上がる傾向にあります。
この記事では、より難易度の高い長期インターンを中心に取り扱っていきます。
エンジニアのインターンに参加して行うこと
続いてエンジニアの(長期)インターンに参加して行うことを説明しましょう。
すでにご説明した通り、長期インターンは企業の中で、実際の業務を行います。
具体的には、以下のような業務に携わることがあります。
・プログラミングによるサービスやアプリ開発
・社員とのミーティングに参加
・その他社員の仕事を効率化するための社内ツールづくりなど
こういった作業は、社会人がやっているものと何ら変わりません。
長期のインターンに参加することで、学生のうちからそんな経験を積めるのは大きいですよね。
学生のときから社会人エンジニアの仕事を見たり、そこで必要なスキルが何か?を知ることは、あなたが就職活動をするときの大きな武器になります。
学生・企業のインターンシップの目的

学生にとってインターンへの参加にメリットが大きいことが分かっていただけたのではないでしょうか。
ただ、これ以外にも学生がインターンに参加することのメリットはあります。
何だか分かりますか?
一方、企業はインターンを開催するのに、広告をしたり、担当者の時間を確保したりなど、時間もコストもかけています。
何故、企業がそんな手間やコストをかけてインターンを実施しているのか、分かりますか?
実は、企業にも学生にも、インターンシップを開催したり参加するときの明確な目的があるのです。
学生がインターンに参加する目的
学生がインターンに参加する際、以下のようなものを求めています。
自分の方向性や適正を知る
学生は、漠然とやりたい仕事を持っている場合がありますが、果たしてその「やりたいこと」が、その人が向いている仕事なのか?適正があるのか?は働いてみないと分かりません。
そこでインターンに参加することで、各業界や会社の雰囲気がどんな感じなのか?自分が向いているのか?を、実際に働き始める前に把握することができます。
あらかじめ業界や会社のことを知ることで、働き始めた後のミスマッチを防ぐことができますね。
インターンでの経験やスキルを、就職活動時のアピールに使う
就職活動のときは、何か「他の人とは違う」経験があると、アピールしやすくなります。
もちろんバイトやサークルもいいですが、インターンも非常に強いアピール要素になります。
インターンに参加することによって、
・そこに応募して参加する行動力
・さらにインターンに参加した結果学んだこと
などをアピールすることができます。
インターンに参加した理由、インターンで学んだことなどのアピールができると、就職のときに大きな武器になります。
エンジニアとしてのスキルをつける
すでに説明した内容とほぼ同じですが、インターンに参加することで、学生ではなかなか身につけづらいスキルをつけることができます。
例えば、エンドユーザが使うサービスで使われているプログラミング力、社会人とのコミュニケーションスキル、タスクのマネジメントスキルなどです。
こういった「即戦力」となるスキルは、仮に新卒で就職する場合でも、企業は非常に好みます。
企業がインターンを実施する目的

一方で、企業がインターンを実施するのは以下のような目的があります。
人が足りないのでインターンの人に助けてもらいたい
特にスタートアップ企業は慢性的な人手不足に悩んでいます。
また、優秀な正社員をとるのも厳しいという事実もあるため、インターンの人に助けてほしいと思っている企業は意外と多くあります。
もしインターンとして来てもらった学生が優秀だった場合は、インターンの期日完了後、大学などを卒業後に正社員として働かないか?と打診することもあります。
就職の面接などなしに正社員のオファーがもらえるのは大きいですね。
企業の広報活動のため
あまり世間に知られていない会社は、インターンの募集を通して会社の名前を広く知ってもらうことができます。
言い換えると、インターンの募集を企業の広報活動に使うことができる、というわけです。
また、インターンを募集すると、「学生にもスキルをつけさせようとしているいい企業」というブランドイメージを持ってもらうことができます。
インターンの募集をして企業の広報活動をする、というのもインターンを募集する理由の1つです。
社会貢献活動のため
現在、時代の流れが加速していたり、高度なIT化が進んでいます。
インターンは、そんな時代の最先端で活躍できるような若手を育成するという側面もあります。
インターンで学生を育成することで、学生のスキルの底上げや、就職した後のミスマッチを防いで早期の離職率の低下など、学生にとって様々なメリットがあります。
インターンには、企業が目の前のお金を稼ぐだけではなく、社会貢献の側面もあります。
これらの詳細や、その他の「学生がインターンに参加する目的」は以下の記事にまとめています。
気になる場合はこちらも併せてご確認ください。
改めて、何故エンジニアのインターンがオススメか?

ここまでで説明してきたインターンに関する前提を踏まえつつ、冒頭で説明した「エンジニアのインターンがオススメな理由」を深堀りしてみましょう。
僕がエンジニアのインターンをオススメするのは、以下の2つの理由です。
・インターンに参加すると、エンジニアに就職しやすくなる / ミスマッチを減らせるから
(前提)そもそもエンジニアがオススメであるから
大前提として、そもそもエンジニアの仕事がオススメです。
エンジニアの人手不足により、ニーズの高い職業であるから
現在、IT業界はエンジニアの人材不足になっています。
さらに、2030年には最大79万人の人材不足になる可能性もあり、エンジニアは引き続き高いニーズのある職業であると考えられています。
エンジニアの平均年収が高いから
「DODAの平均年収ランキング2020」によると、エンジニアの平均年収は542万円になっています。
一方、日本人全体の正社員の平均年収は「409万円」です。
つまり、エンジニアは日本人平均よりも150万円くらい高い年収をもらうことができます。
1年で150万円の差があるのは大きいですよね。
年齢を重ねても働き続けることができる
エンジニアは基本的にデスクワークであるため、長く働くことができます。
例えば介護の仕事の場合、基本的に一日中立ったり座ったり、重いものを持ったりします。
若いうちは大丈夫かもしれませんが、40代、50代となると身体が辛いのではないでしょうか。
一方、エンジニアはデスクワークであるため、身体を酷使することはありません。
ですので、一度スキルをつけてエンジニアになることができれば、この先ずっとその仕事で稼いでいくことができます。
その他、エンジニアの仕事内容や向いている人の詳細は、以下の記事にまとめています。
エンジニアに関してより詳しく知りたい場合は、こちらを読んでみてください。
インターンに参加すると、エンジニアに就職しやすくなる / ミスマッチを減らせるから

プログラミングしたりなど、他の職種のインターンよりもスキルがつきやすい
エンジニアのインターンに参加すると、おそらくほとんどの場合、プログラミングの作業をすることになるでしょう。
一般に、企業のプログラミングのレベルは、学生がやっているものよりも圧倒的に上です。
おそらく、プログラミングの「見本」として勉強することができるでしょう。
特に、学生のうちは我流でプログラミングをやっていることも多いと思います。
「正しく、見本となる」プログラミングを学生のうちから知ることができるメリットは非常に高いです。
正しいプログラミングのやり方を知ることで、あなたのレベルを一段階も二段階も向上させることができます。
もちろんエンジニア以外のインターンでも学ぶところは多いと思いますが、エンジニアほど顕著に学べる職種はありません。
就職前に、あなた自信がエンジニアに向いているかを確認することができる
エンジニアやプログラミングは、向き・不向きがあります。
言い換えると、「就職ガチャ」の傾向が強い職種です。
具体的には、
・アルゴリズム(プログラムがどう動くか?)を考えることができるか?
・エンジニア独特の空気に馴染むことができるか?
などが、一般的に大きいハードルになります。
もしこういったものが馴染まない場合は、せっかくエンジニアとして就職したのに、1年前後で早期退職・・・なんてことになってしまうかもしれません。
一方でインターンに参加すると、社会人として働き始める前に「あなたがエンジニアに向いているか?」を確認することができます。
インターンの期間中に実際にプログラミングをやったり社員エンジニアと話してみて、
・今後もやっていけそうか?
を確認してみましょう。
もし問題なければエンジニアとして就職すればよいですし、「何か違うな:・・」と思うのであれば、エンジニア以外の職種を探すきっかけになります。
結果的に、「エンジニアとして就職したけど長続きしなかった・・・。新卒2年目なのに転職活動しないと・・・」という事態を避けることができます。
エンジニアとして戦力になると判断されると、採用される可能性が一気に上がるため
エンジニアとして確実に内定をとるには、「あなたが戦力になること」を証明する必要があります。

もちろん、新卒はポテンシャル採用をする傾向にあります。
ただ、昨今、企業も新卒から育てる余力がなくなってきているため、新卒であったとしても即戦力となるスキルが求められ始めているのも事実です。
その「戦力になることの証明」として、インターンに参加して社会人として働いた経験やスキルがあることは非常に強い武器になります。
例えばインターンで、以下のようなものをやった場合、即戦力になることの証明になります。
・Pythonで実際の製品のプログラミングをやった
これ以外にも、エンジニアのインターンに参加するメリットはあります。
以下の記事にメリットの全体像をまとめているので、気になる方はこちらもあわせて読んでみてください。
エンジニアインターンを探す方法

続いて、具体的にインターンを探す方法を紹介します。
インターンを探す方法は、以下の4つがあります。
・企業ウェブサイト
・大学経由
・インターンシップ合同説明会
また、このうち「就職やインターン用のサービス」にも、
・ゼロワンインターン
・Infraインターン
などなど、いろいろなものがあります。
インターンを探す方法は、それぞれにおいて特徴や良い点・悪い点があります。
ですので、あなたの状況や状況にあわせて適切なものを選ぶ必要があります。
この詳細は以下の記事にまとめているので、気になる場合は読んでみてください。
エンジニアインターンは、プログラミングとかエンジニア未経験でも大丈夫?
エンジニアのインターンではすでに説明した通り、プログラミングを利用して以下のような作業を行うことがあります。
・その他社員の仕事を効率化するための社内ツールづくりなど
これを見て、

「プログラミング未経験なんだけど、エンジニアのインターンに参加できるのかな?」
と思っているかもしれません。
結論からお伝えすると、何も準備をせずにインターンに募集しても、結構厳しい現実が待っています。
面接に行っても、結構高確率で落とされてしまうことが予想されます。
何故なら、エンジニアのインターンでは会社の仕事に貢献できることが前提だからです。
「全くプログラミングができません」という人がいきなりインターンに行ってもなかなか活躍しづらいですよね?
ですので、エンジニアのインターンに参加するためには、(一般的に)ある程度のレベルのプログラミングはできる必要があります。
ただ、

「えっ、未経験からインターンには参加できないんだ・・・」
と、ガッカリしないでください。
今未経験だったとしてもスキルを身につければ参加できる可能性が上がりますし、インターン先の選び方やあなたのスキルの見せ方によっては、十分参加できる可能性を上げることができます。
未経験からエンジニアのインターンに参加できるか?そして参加するための対策の詳細は、以下の記事にまとめています。
エンジニアインターンに参加するために必要なプログラミングの勉強方法

ここまで説明してきた通り、エンジニアのインターンにはプログラミングのスキルが必要です。

「プログラミングの勉強をやりたい!でも、どうやったらいいか分からない・・・」
というあなたは、以下の記事を読んでみてください。
・プログラミングの始め方
・プログラミングの独学方法
・オススメのプログラミング言語
・プログラミングは独学か?プログラミングスクールか?
こういったものを網羅的に説明しています。
「これからプログラミングをやりたい!」と思う、そんなあなたの背中を押す記事です。
まとめ
この記事では、エンジニアのインターンに関して全体像を説明しました。
今後あなたがエンジニアとして就職したいのであれば、エンジニアのインターンは是非参加すべき!なイベントです。
インターンはうまく使うことができれば、給料をもらいながら現役のエンジニアと働く経験ができ、スキルが身につくなど、多くのメリットを享受することができます。
その多くのメリットは就職活動や、就職した後のエンジニアとして働く上でも活かせるものばかりです。
とはいえ、ここまで読んでくださったあなたならすでに理解されている通り、インターン参加にはプログラミングができたり、ある程度の準備が必要です。
何も考えずに応募しても、ほとんどの場合、面接で落とされてしまうでしょう。
メリットばかりのインターンを活かせるかどうか?は、あなたの考え方と頑張り次第です。
今、他の人よりも少し頑張ることで、就職に向けて非常に有利に進める事ができます。
まずはインターンの参加に向けてプログラミングの勉強などを頑張り、しっかりといい人生にしていきましょう。
この記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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